22歳になったイングランドU-21代表MFハーヴェイ・エリオットはキャリアの曲がり角に立たされている。今シーズンはプレミアリーグでの先発出場も2試合のみと、アルネ・スロット監督から信頼を抱かれているとは言い難い状況が続いた。
そして、来シーズンからはドイツ代表の至宝フロリアン・ヴィルツがチームに加わるため、チーム内での序列はさらに下がることが確定。元フラムMFに対しては、イングランドだけではなく、ドイツからも関心が届いている。
過去にはイングランドU-21代表で監督を務め、ノティンガム・フォレストなどでも監督を歴任したスチュアート・ピアース氏が悩める若手選手の未来に言及し、ウェストハム・ユナイテッド移籍が悩みを解決するかもしれないと発言した。
「この選手にはプレーが必要だ。(ユルゲン・)クロップが去ったとき、彼は “ハーヴェイ・エリオットをもう少しプレーさせるべきだった” と言った。それが彼の発言のひとつだった。」
「彼の才能を見抜き、十分にプレーさせなかったことを認めた。今年もまた十分なプレーができていない。」
「両者にとって良い動きだと思う。」
talkSPORT
年齢層が高まっていたウェストハム・ユナイテッドは、昨シーズン途中から監督に就任したグレアム・ポッターがチームを改革中。ヴラディミール・ツォウファルやアーロン・クレスウェル、ダニー・イングスらベテラン勢との別れを決断している。
今シーズンのプレミアリーグで14位に沈み、不甲斐ないシーズンを過ごしたウェストハムにとって、イングランドで実績のあるハーヴェイ・エリオットは理想的なターゲットで、チームの若返りを含めて、チームの成績を向上してくれる選手になり得る。
はたして、エリオットがふたたびロンドンに舞い戻って、サッカーをプレーすることになるのだろうか…?
