プレミアリーグ連覇を狙うリバプールは、今夏の移籍市場において積極的な動きを見せている。オランダ代表DFジェレミー・フリンポン獲得に始まり、同じくバイエル・レバークーゼンのドイツ代表MFフロリアン・ヴィルツ確保も目前だ。
さらに、ボーンマスからハンガリー代表DFミロシュ・ケルケズ獲得にも迫っており、チームの刷新が進んでいる。今後はダルウィン・ヌニェスなど売却に力を入れる見通しだが、海外メディア『The Athletic』グレッグ・エバンス記者はさらなる補強に踏み出す可能性を示唆している。
「フロリアン・ヴィルツとの契約に合意した後、ボーンマスからミロシュ・ケルケズを獲得するための働きかけを続けることで、主要なビジネスの大部分はまもなく完了する。」
「リバプールは、この2人の選手が、同じく新加入のジェレミー・フリンポンとともに、創造性と強さを加え、チームの他のメンバーを後押ししてくれると信じている。アルネ・スロット監督は、ここまでの進歩に満足しているが、センターフォワードを含め、まだ変化の余地があるかもしれない。」
「もしクアンサーが退団すれば、リバプールはセンターバックの獲得リストに戻る可能性もある。昨シーズン中を通して、多くのオプションが検討されていた。」
Transfer DealSheet
ヌニェスの穴を埋める新たな点取り屋は、アルネ・スロット監督にとって優先度の高いポジション。理想はニューカッスルFWアレクサンデル・イサクだが、所属クラブは放出を拒否しているため、アイントラハト・フランクフルトのフランス人FWウーゴ・エキティケらが候補に挙がっている。
他にも、アンディ・ロバートソンやコスタス・ツィミカス、ジョー・ゴメス、クアンサー、ハーヴェイ・エリオット、フェデリコ・キエーザ、ルイス・ディアスなど複数の選手に退団の噂が飛び交っており、彼らの去就次第ではまだまだ忙しい夏が続きそうだ。
はたして、リバプールは新たなストライカーに加えて、新戦力をチームに迎え入れることになるのだろうか…？