積極的な補強を実施するリバプールは、これから選手売却に熱を入れる予定だ。ハーヴェイ・エリオットやアンディ・ロバートソン、ジャレル・クアンサーなど様々な選手に退団の話が出る中、ダルウィン・ヌニェスとフェデリコ・キエーザもアンフィールドから離れる可能性が高まっている。
ウルグアイ代表ストライカーにはサウジアラビアに加えて、ACミランやナポリらイタリア勢、アトレティコ・マドリードのスペイン勢が関心を寄せている。また、イタリア代表ウィンガーには母国復帰が取り沙汰されている。
ゲラルド・ファザーノ氏(イタリア人ジャーナリスト)によると、この2選手の去就について触れ、両選手ともナポリ行きに前向きな姿勢を示しているようだ。また、両クラブは移籍金などの合意に向けて取り組んでいるとも伝えている。
「キエーザとヌニェスはすでにナポリに “イエス” と言っている。これは私があなたに与えることができる斬新なもので、移籍市場のぎりぎりの時間を指している。取引成立時に何が欠けているのか?ビクトル・オシムヘンに対する “イエス” がまだない。加えて、ナポリとリバプールの両チームは、選手獲得にかかる費用に関する詳細の定義に取り組んでいる。」
AreaNapoli.it
ユルゲン・クロップ監督のプレースタイルでは輝いたヌニェスだが、アルネ・スロット体制では直的なゴールを狙う以外のタスクもこなさなければならず、ルイス・ディアスやディオゴ・ジョッタらとの競争に敗れた格好だ。
ユベントスから戦力外扱いを受け、リバプールに加入したイタリア人アタッカーは、イングランドサッカーに馴染みきれず、長期間に渡ってコンディション不調も相まって、トップチームで輝きを放ったのは数試合のみ。
オランダ人指揮官にとって優先度の高いプレーヤーとは言えずに、今夏の移籍マーケットにおいて退団もやむなし。リバプールは獲得に大金を費やしている以上、なるべく多くの移籍金を引き出したいいが、どのような決着を迎えるのだろうか…?
