リバプールと契約満了し、レアル・マドリード行きを決断したイングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルドとともに、ユルゲン・クロップ時代のサイドバックを世界レベルに押し上げたスコットランド代表DFアンディ・ロバートソン。
30歳を超えた同国代表のキャプテンは今季、年齢による衰えが指摘された。そして、相棒の右サイドバックを追う形で、スペイン行きが噂されている。アトレティコ・マドリードが本気で獲得を狙っており、安価でチームに加えたいようだ。
マンチェスター・ユナイテッドやトッテナムでスカウトを歴任したミック・ブラウン氏は、ハンガリー代表DFミロシュ・ケルケズがアンフィールドに加入することに触れ、リバプールが31歳の左サイドバック放出にも前向きと発言した。
「彼らはアンディ・ロバートソンの後釜を探している。ケルケズはトップクラスのオプションだと思う。彼はリバプールに行き、毎週先発するだろう。」
「それによってロバートソンの退団への道が開かれ、プレミアリーグのいくつかのクラブが移籍を検討していたため、かなりの関心が寄せられることになる。
「彼は今、リバプールの選手としてクラブに溶け込んでいる。ファンやクラブとのつながりもあるし、今の段階で他のプレミアリーグのクラブに移籍してプレーしたいとは思えない。」
「聞くところによると、彼はアトレティコ・マドリードへの移籍を望んでいるようだ。現地では関心があるし、リバプールは彼を手放すことを厭わない。」
Football Insider
問題はギリシャ代表DFコスタス・ツィミカスにも退団の可能性があること。ケルケズが加入したとしても、ロバートソンとツィミカスの両選手がチームを離れることになると、左サイドバックの陣容が足りない。
もしもスコットランド代表キャプテンが退団するとなれば、ギリシャ代表DFが残留に傾く可能性もあるが、センターバックと兼業できる左利きのセンターバックを獲得する世界線もあり得る。
はたして、元ハル・シティDFは来季、スペインの地でプレーすることになるのだろうか…?
