ジャレル・クアンサーに新天地の可能性浮上…バイエル・レバークーゼンと交渉本格化か?

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乗り越えるべき最後の一歩は...アルネ・スロット監督が、ジャレル・クアンサーに一貫性の維持を求める! 移籍

リバプールの下部組織から育った22歳のセンターバック、ジャレル・クアンサー。2023-24シーズンはユルゲン・クロップ前監督の下で頭角を現し、プレミアリーグで存在感を示したが、アーネ・スロット新体制のもとでは序列が下がりつつある。

ドイツ紙『Kicker』によれば、バイエル・レバークーゼンはすでにリバプールと交渉を行っており、具体的な条件面の話し合いが進行している模様。

レバークーゼンは、ドイツ代表DFヨナタン・ターをバイエルン・ミュンヘンへ放出したばかりで、後任の守備の軸を探している。その候補として挙がっているのが、ジャレル・クアンサーとACミランのマリック・ティアウ。いずれも高いポテンシャルと即戦力としての資質を備えた若手センターバックであるが、現時点でレバークーゼンが最優先しているのはクアンサーだと伝えられている。

昨シーズン、クアンサーはプレミアリーグで13試合に出場したものの、先発はわずか4試合にとどまった。開幕節ではセンターバックでスタートを切ったが、その後はカラバオカップ決勝で右サイドバックに起用されるなど、本職での出場は限定的だった。

アルネ・スロット監督も、シーズン終了後に彼のプレーについて「一貫性が必要」とコメントしており、現体制下での主力定着は容易ではないことを示唆している。

現在イングランドU-21代表としてスロバキアで開催中の国際大会に出場中のクアンサーは、すべての試合でフル出場を果たし、安定したパフォーマンスを披露している。本人もインタビューで、自身のキャリアの成長を冷静に振り返りながら「努力を重ねることで、次のステップに進む準備は整っている」と語っている。

移籍金に関しては、4500万ユーロという報道もあるが、レバークーゼンが支払う可能性が高いのは3000万ユーロ前後と見られている。この金額は、DFとしてはクラブ史上最高額であり、2021年にクラブ・ブルージュから獲得したオディロン・コスヌに支払った2300万ユーロを上回る。守備の要としての期待値が非常に高いことが読み取れる。

ACミランのティアウに対してもレバークーゼンは一定の関心を持っているが、こちらはクラブ側の売却意向がありながらも、交渉の動きは見られていない。一方で、クアンサーに関しては既に実務的な交渉が始まっており、現実味を帯びている点が大きく異なる。

リバプールとしては、将来的に主力に成長する可能性を秘めた若手を手放すリスクと、放出によって得られる資金とのバランスを慎重に見極める必要がある。スロット体制における補強と放出の第一章として、クアンサーの動向は今後数週間の注目ポイントとなるだろう…

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