シーズンを通して、スコットランド代表DFアンディ・ロバートソンの長期的な後継者としてリバプール移籍が噂されてきたハンガリー代表DFミロシュ・ケルケズ。ジェレミー・フリンポンやフロリアン・ヴィルツとの交渉とともに、リバプールはボーンマスと話し合いを実施してきた。
そして、ついにアンフィールド行きが現実のものになろうとしている。独『Sky Sport Germany』フロリアン・プレッテンベルク記者は、21歳の左サイドバックのリバプール移籍は成立したと伝え、来週中にもメディカルチェックが実施されると報じた。
「ミロシュ・ケルケズのリバプール移籍は成立した模様。」
「最終的な詳細が固まり、ボーンマスと完全合意に達した。契約期間は長期間。」
「メディカルチェックはすでに準備中で、予定通りであれば来週にも行われる見込み。」
🚨🔴 EXCL | Milos #Kerkez to Liverpool is considered to be a done deal!
— Florian Plettenberg (@Plettigoal) June 20, 2025
A full agreement has now been reached with Bournemouth, as the final details have been clarified. Long-term contract.
The medical is already being prepared and is expected to take place next week, if… pic.twitter.com/YkeygOzILZ
レギュラー争いを行うと思われたスコットランド代表キャプテンには、アトレティコ・マドリード加入が報じられている。選手本人も、トレント・アレクサンダー=アーノルドを追うような形で、スペイン行きを希望しているとも言われ、契約期間が残り1年のため、移籍金も大きな問題にならなそうだ。
加えて、ギリシャ代表DFコスタス・ツィミカスにもリバプール退団の可能性が出ており、ケルケズは加入早々レギュラーの座を任される見通し。マージーサイドのクラブが今後新たな左サイドバックを獲得する未来もあり得るが、退団濃厚と見られたツィミカス残留の世界線もある。
いつになく積極的な移籍市場を過ごすリバプールは、来週にもハンガリー代表DFの獲得を決め、さらなる補強に突き進むのだろうか…?
