アルネ・スロット監督が目指すプレースタイルとの相性が悪く、また決定機を決めきれないところもあまり改善が見られないウルグアイ代表FWダルウィン・ヌニェスはシーズン中から出番が減少し、本職ではないコロンビア代表FWルイス・ディアスにポジションを奪われた。
新シーズンに向けて、移籍マーケットを精力的に動き続けるリバプールは、既存戦力の整理にも着手。クィービーン・ケレハーとジャレル・クアンサーがすでに完全移籍でチームを退団しており、ハーヴェイ・エリオットやフェデリコ・キエーザらとともに、ヌニェスも退団濃厚だ。
イタリア紙『Il Mattino』によると、最近ウルグアイ人ストライカー獲得に向けて、リバプールと交渉を進めるナポリだが、相手側が求める最大7000万ユーロの支払いは考えておらず、4500万ユーロまでに収めたい考えを持っているようだ。
「リバプールは6500万ユーロから7000万ユーロまで要求を下げていない一方で、ナポリは彼のために4000万ユーロから4500万ユーロを超えようとはしない。」
「その足取りは衰えておらず、実際ここ数時間で再燃している。しかし、見事な仲裁が誰からも必要とされている。」
「レッズ側に具体的なオファーはまだ届いていない。イタリアのクラブは、確実に獲得に漕ぎつけたいようだ。」
昨季こそプレー時間の減少もあって、二桁得点に届かなかったものの、それまでの2年間は二桁得点を記録。一昨シーズンには、18ゴール15アシストと見事な数字を残しており、世界的にもトップレベルのフォワードであることを証明している。
2028年6月まで契約を残す中、26歳という年齢も踏まえて、7000万ユーロは決して法外な金額とは言えない。むしろ4500万ユーロは安すぎる印象もあり、ナポリは少なくとも1000万ユーロ程度の上乗せは避けられないだろう。
はたして、アンフィールドから離れることがほぼ内定しているヌニェスは来季、どのクラブでプレーすることになるのか…?
