バイエル・レバークーゼンに22歳DFジャレル・クアンサーを売却したリバプールは、フランス代表DFイブラヒマ・コナテと契約更新に向けて話し合いを実施しているものの、現時点では好ましいい結果は出ていない。
さらに、28歳DFジョー・ゴメスは負傷癖から抜け出せずにおり、いつ長期離脱しても不思議はない。まもなく34歳を迎えるオランダ代表DFフィルジル・ファンダイクに頼り続けるのは難しく、この夏の移籍市場では最低でもひとりはセンターバックを加えたいところ。
そして、最近の報道ではリバプールはクリスタル・パレスと契約が残り1年を切るイングランド代表DFマルク・グエイ獲得に向けて動いており、要求額を下げるために話し合いを進めている。
イギリスメディア『DaveOCOP』によると、クラブ間合意に向けて交渉する一方、リバプールは24歳のセンターバックと個人合意に達したようだ。
ジェレミー・フリンポン、フロリアン・ヴィルツ、ミロシュ・ケルケスらを獲得し、新チームの構築が着々と進むなかで、守備陣の中核を担う存在として白羽の矢が立っているグエイは、プレミアリーグのみならず、国際舞台でも経験豊富なディフェンダーだ。
昨シーズンはクリスタル・パレスのキャプテンとしてチームを牽引し、5月のFAカップ決勝ではマンチェスター・シティを下してクラブ初の優勝という快挙を達成。イングランド代表でも23キャップを記録しており、2026年の北中米W杯に向けて定位置を狙っている。
コナテの去就が不透明な中、すぐにでもレギュラーを張れる即戦力の確保は、アルネ・スロット監督にとっても理想的なターゲットと言える。
今回の報道が事実かどうかはわからないものの、リバプールがグエイの動向を追っているのは事実。いずれにしても、パレスが値札を下げない限りは交渉が前進することはなさそうだが、はたして…?
