ナポリを筆頭に、サウジアラビアやACミラン、アトレティコ・マドリードなどが関心を示すウルグアイ代表FWダルウィン・ヌニェスは、この夏の移籍マーケットにおいてアンフィールドを離れることが濃厚だ。
フリンポンやヴィルツ、ケルケズと補強に本腰を入れているリバプールだが、新たな点取り屋にも注目。本命はニューカッスルFWアレクサンデル・イサクだが、要求額が法外すぎるため、別のターゲットにも熱視線を送っている。
そのひとりが、アイントラハト・フランクフルトに所属するフランス人FWウーゴ・エキティケ_シーズン中から移籍の噂が持ち上がっていた23歳の長身フォワードについて、ファブリツィオ・ロマーノ氏(イタリア人ジャーナリスト)はリバプールの候補者リストに名前があることを強調しつつも、結論はまだまだ先になりそうとも伝えた。
「リバプールはこの取引に取り組んでおり、ウーゴ・エキティケをチームに加える可能性について話し合っている。」
「リバプールの考えは、もう一人ストライカーを加えることで、彼らはナポリとの話し合いが続く中、ダルウィン・ヌニェスがどうなるかを見極めるのを待っている。」
「リバプールが新たなストライカーを補強することは可能なので、ウーゴ・エキティケの名前はクラブの候補者リストに残っている。」
「もちろん、これは今日明日に実現する話ではないので、辛抱強く待つ必要がある。しかし、エキティケはリバプールのリストに入っている名前だ。」
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パリ・サンジェルマンでは不遇の時代を過ごしたものの、ブンデスリーガではその才能が爆発。昨シーズンは48試合で22ゴール12アシストと高い決定力を発揮。得点だけではなく、アシストも供給できるあたりは、アルネ・スロット監督が求めるプレースタイルの精度を高めてくれる人材と言える。
ただし、同選手を狙うのはリバプールだけではない。同じくストライカー獲得を狙うアーセナルやマンチェスター・ユナイテッドも動向を見守っており、熾烈な争奪戦になれば、移籍金が高騰してしまう可能性も否定できない。
報道では最低でも1億ユーロとも言われる要求額が提示されているが、その金額をリバプールが支払うとは思えない。すでにヴィルツに大金を投じていること、そして昨季のような成績を収めたのが1シーズンのみと、プレミアリーグで安定して数多くのゴールを挙げてきたイサクの実績とは比較にならない。
はたして、リバプールは新たなセンターフォワードとして、エキティケをフランクフルトから引き抜くのだろうか…?
