ウルグアイ代表FWダルウィン・ヌニェスのナポリ移籍が近づく中、ディオゴ・ジョッタの訃報もあって、リバプールのセンターフォワード不足は深刻だ。ヌニェスが退団すれば、ルイス・ディアスを残すのみになるものの、コロンビア代表ウィンガーにも数多くの関心が届いており、去就には注目が集まっている。
そして、リバプールは新たなストライカー探しを加速させている。ニューカッスルFWアレクサンデル・イサクが夢のターゲットと言われるものの、1億5000万ポンドを超える移籍金をオファーしなければならないとも報じられており、フロリアン・ヴィルツに大金を投じていることもあり、手出しできない状況だ。
その代役として筆頭候補に挙げられているのが、アイントラハト・フランクフルトに所属するフランス人FWウーゴ・エキティケ。ブンデスリーガで飛躍し、昨シーズンには48試合で22ゴール12アシストと大躍進を遂げた。
移籍市場に詳しいファブリツィオ・ロマーノ氏(イタリア人ジャーナリスト)は23歳のストライカーを巡る争奪戦の進捗に触れ、ニューカッスルも参戦したと明かし、サウジアラビアからも2クラブが熱視線を送っていると伝えた。
「ウーゴ・エキティケはプレミアリーグからの関心を集め続けており、ニューカッスルもこのストライカーに興味を示している。」
「6月にリバプールとチェルシーが獲得に乗り出した後、さらに多くのプレミアリーグのクラブが争奪戦に加わっている。」
「ここ数週間、アル・ヒラルとアル・カーディシーヤからも声がかかったが、彼の優先順位はヨーロッパだ。」
リバプールにとっては好ましくない状況に陥った。ライバルが増えれば、その分フランクフルトも強気な値段設定を行える。1億ユーロもの大金が必要とも言われるフランスの点取り屋だが、継続性には疑問が残る。
パリ・サンジェルマンでは活躍できずに終わっており、ドイツの地で20ゴール以上を記録したのもまだ1シーズンのみ。新シーズンでも同じような結果を出し続けられるかどうか、獲得を狙う各クラブのスカウトチームの力量が問われる。
いずれにしても、リバプールがセンターフォワードを求めているのは周知の事実で、交渉において足元を見られる可能性もある。とはいえ、これまでもスマートな補強を繰り返してきただけに、リチャード・ヒューズが適切な人材を引き抜くことを期待したい…
🚨🇫🇷 Hugo Ekitike keeps attracting interest from Premier League with Newcastle keen on the striker.
— Fabrizio Romano (@FabrizioRomano) July 9, 2025
More Premier League clubs remain also informed on situation, after Liverpool and Chelsea calls in June.
Al Hilal and Al Qadsiah called in recent weeks but his priority is Europe. pic.twitter.com/GbCSzFFTTF
