リバプールは当初予定していなかった選手の放出を迫られるかもしれない。コロンビア代表FWルイス・ディアスに対して、バイエルン・ミュンヘンが急接近している。これまで何度かオファーを拒否されてきたものの、新たなオファーを提示する予定だ。
28歳のウィンガーはバイエルンと個人合意に至っており、ブンデスリーガでの新たなチャレンジを希望しているものの、アルネ・スロット監督にとっても重要な戦力であるだけに、リバプールは1億ユーロを要求している。
ファブリツィオ・ロマーノ氏(イタリア人ジャーナリスト)はディアスの去就について言及し、これからが重要な期間に突入していると話した。そして、バイエルンにとっても、リバプールにとっても、リヨンの20歳FWマリック・フォファナが後釜になる可能性を指摘した。
「ルイス・ディアスにとっては、これからが重要な日々となる。」
「バイエルン・ミュンヘンはルイス・ディアスにふたたびオファーを出すと見られており、その新たな提案はリバプールを惹きつけるような魅力的なものになると予想されている。」
「選手本人はすでにバイエルンへの移籍に前向きだが、あとはリバプール次第。もしリバプールが交渉の扉を開くのであれば、バイエルンは速やかに取引をまとめるため、本格的に動く準備ができている。」
「他には、オリンピック・リヨンのマリック・フォファナという名前が挙がっている。」
「ただし、バイエルンの最優先事項は、あくまでルイス・ディアスとの契約をできるだけ早く成立させることだ。」
「フォファナはバイエルンにとってのプランBではあるが、ルイス・ディアスの移籍が実現した場合には、リバプールにとっても興味深い選択肢となる可能性がある。」
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2022年の冬、ポルトからリバプールに加入したコロンビア代表のウィンガーは、昨季50試合で17ゴール8アシストを記録。センターフォワードとしてもプレーし、ゴール前での決定力も増した印象を与えた。
柔軟かつ高い適応力でいろんな場面に顔を出し、前線に欠かせない人材となっているが、契約の残りが2年を切っている今のタイミングが大金を得る最後のチャンスになり得る。ここまでの移籍マーケットで多くの予算を費やしているだけに、さらなる補強を実施するためにも売却するにしても、できる限り高い移籍金を絞り出したい。
一方、フランスで覚醒したベルギー人ウィンガーは、小柄ながらも左ウイングで躍動。昨シーズンは41試合で11ゴール6アシストを挙げ、一気にヨーロッパ中が関心を寄せる若きアタッカーとしての認識を手に入れた。
はたして、リバプールとバイエルン、そしてディアスとフォファナが絡む移籍劇はどのような展開を迎えるのか…?
