将来を嘱望されたイングランドU-21代表DFジャレル・クアンサーがチームを去り、イブラヒマ・コナテにはレアル・マドリード行きが噂される中、フィルジル・ファンダイクも34歳を迎え、センターバック陣の刷新が求められているリバプール。
その筆頭候補として名前が挙がっているのが、クリスタル・パレスに所属するイングランド代表DFマルク・グエイ。プレミアリーグでも実績十分な25歳のディフェンダーには、昨夏に続き、ニューカッスル・ユナイテッドも関心を示している。
ロンドンのクラブとの契約が残り1年となる中、移籍か契約満了での退団か、クラブと選手との間で決断の時が眼前に迫る。元イングランド代表の暫定監督、スチュアート・ピアース氏は、グエイの持つ試合を読む力を絶賛し、リバプールにせよ、ニューカッスルにせよ、獲得を狙うべきだろうと語った。
「私はマルク・グエイが大好きだし、今やイングランドの筆頭ディフェンダーだと思う。」
「彼はプレミアリーグのセンターバックというよりも、国際的なセンターバックとして優れていると思う。しかし、控えめだ。」
「彼を見ていると、本当に安定したプレーをするし、ゲームをよく読んでいる。私としては、クリスタル・パレスから獲得できるのであれば、獲得したいところだ。」
「もしリバプールなら、彼、イブラヒマ・コナテ、フィルジル・ファンダイクを確保できるのなら、最高だね。彼が本当によくやっているのは、ボールがピッチの反対側にあるときにゲームを読むことだと思う。」
「イングランドで見てきたように、カウンターアタックなどでは、長い時間ボールを保持することもあり、常にゲームを読み、カウンターアタックでチームをピンチから救うペースを持つセントラルディフェンダーが必要となる。」
「彼はその役割を果たしている。私がリバプールの立場だったら、もしくはニューカッスルの立場だったら、そのすべてのチームが、彼と契約を結ぼうとするだろう。」
BoyleSports
