マルク・グエイ、リバプールの最終ラインの窮地を救うセンターバックとなるか!?

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クリスタル・パレスのイングランド代表DFマルク・グエイ、リバプール入りを熱望か?守備陣の再編が加速する... 移籍

ジャレル・クアンサーがバイエル・レバークーゼンへ旅立ち、ジョー・ゴメスがアキレス腱の負傷でプレシーズンを離脱した今、リバプールは緊急事態に陥っている。イブラヒマ・コナテとフィルジル・ファンダイクと計算できるセンターバックがわずか2人という現実を突き付けられており、アルネ・スロット監督は解決に動いている。

この夏の間、その解決策として名前が報道されているのが、クリスタル・パレスのキャプテン、マルク・グエイの存在だ。英『Football Insider』によると、リバプールはグエイに対して、具体的な関心を継続的に抱いており、最重要ターゲットの一人として位置づけている。

25歳のイングランド代表DFは契約最終年を迎え、セルハースト・パークでの契約延長を拒否する意思をクラブに明確に伝えている状況。そのため、来年の夏にはフリートランスファーでの獲得も可能となる。

最大の懸念事項についても、英『Football Insider』の独占報道ではクリアする見通しのようだ。スロット監督は、グエイに対してチーム内での先発センターバックとしての役割を保証する意向を示していることが明らかになっていると報じた。来年のワールドカップを見据えて先発出場を重視するグエイの意向と完全に合致する要素となる。

プレシーズンでは主に前線において、様々な形を試しているスロット監督。アンディ・ロバートソンやコスタス・ツィミカスらもセンターバックで起用するなど、新シーズンに向けた見極めに時間を注いている。

そして、グエイの加入に先駆けて、スロット監督は3バック戦術の採用を検討しているとも伝えられている。オランダ代表DFフィルジル・ファンダイクとフランス代表DFイブラヒマ・コナテと共に3センターバック制を構築する構想が浮上している。

この戦術変更は単なる守備強化にとどまらない。3バック戦術により、両サイドバックがより攻撃的なポジションを取ることが可能となり、ジェレミー・フリンポンやミロシュ・ケルケズといった攻撃的サイドバックの特性を最大限に活用できる体制が整う。

そういう意味合いで、即戦力として左側のセンターバックとしても試合を数多くこなすグエイの優れた対人守備能力と空中戦での強さは、この新システムにおいて中央の安定性を提供する重要な要素となるはずだ。

移籍交渉の現実は、しかし単純ではない。クリスタル・パレスは約5000万ポンドという評価額を維持する構えを見せており、元マンチェスター・ユナイテッドのチーフスカウトであるミック・ブラウンは、パレスが交渉で弱気になることはないと明言している。

一方で、英『talkSPORT』のアレックス・クルーク記者によると、リバプールは要求額を支払う意思がなく、価格が大幅に下落した場合のみ本格的な交渉に乗り出す予定とされている。この価格差は決して小さくないが、選手の契約状況と移籍への強い意志を考慮すると、交渉の余地は十分に存在する。

パレスは今夏で選手を現金化したがっているという情報も出回っており、真相は掴みにくい状況が続く。

新たなセンターバック確保に動くリバプールは、いまのチームにもすぐに馴染めるセンターバックを確保するのか、将来性を見据えて若いセンターバックに白羽の矢を立てるのか…?

移籍
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