ステファン・バイチェティッチにスコットランド行きの可能性!?セルティックが熱視線か…

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ステファン・バイチェティッチにスコットランド行きの可能性!?セルティックが熱視線か… 移籍

ユルゲン・クロップ監督のもとでは、将来の有望株としてトップチームで22試合に出場してきた20歳MFステファン・バジェティッチが、リバプールでの岐路に立たされている。

スペイン出身の20歳ミッドフィルダーは、度重なる怪我がキャリアにブレーキをかけ、昨季の前半戦はレッドブル・ザルツブルクへのレンタル移籍は失敗したが、後半戦にはラス・パルマスに移籍先を切り替えて活躍した。

プレシーズンに向けてトップチームにも帯同するかに思われたが、アジアツアーに帯同することもなく、アルネ・スロット監督にとっては忘れ去られたタレントになってしまった。一方で、18歳MFトレイ・ナイオニらの台頭もあって、アンフィールドでの未来はほぼ閉ざされている。

海外メディア『TEAMtalk』によると、リバプールで苦戦するバイチェティッチに対して、スコットランドの強豪、セルティックが関心を示しているようだ。レッズもバジェティッチのローン放出に前向きとされており、三者の利害が奇妙な一致を見せている。

2022-23シーズン、クロップ前監督の下で突如ブレイクしたバジェティッチは、プレミアリーグでの大胆なプレーと落ち着いたボールコントロールで注目を浴びた。しかし、その後は鳴かず飛ばずが続いている。

オランダ人指揮官の好みとも言えずに、ミッドフィルダーの層を整備する動きを強める中、余剰戦力の整理は避けられない状況だ。2027年まで契約を結ぶ同選手について、クラブとしても安定してプレー時間を得る環境を求めている。

ブレンダン・ロジャーズ監督がふたたび指揮を執るセルティックは、昨シーズンのスコティッシュ・プレミアシップ王者に輝いた。タイトルを維持するためにも、新シーズンのスタートを目前にして補強を加速させており、スペイン人ミッドフィルダーも候補に挙げられている。

特に中盤はターンオーバーの激しいポジションであり、ロジャーズ監督は「少なくとも1人のミッドフィルダーを追加したい」との意向を公言。セルティックはすでにバジェティッチとの接触を済ませており、8月14日までにUEFA登録を完了させる必要があることから、交渉は急ピッチで進められる見通しだ。

彼のプレースタイルは、スコットランド・プレミアシップに適合する要素を多く持っている。フィジカルとテクニカルを高次元で融合させた守備的ミッドフィルダーであり、ボール奪取とビルドアップの両面で違いを生む力がある。

また、移籍金がリーズナブルな水準であれば、将来的な再売却も視野に入れた長期的投資として極めて魅力的。若く才能のある選手を鍛え、欧州のメガクラブへと送り出すのは、スコットランドのビッグクラブが近年重視する戦略でもある。

バジェティッチがセルティックで安定した出場機会を得て自信を取り戻せば、数年後には再びプレミアリーグに戻ってくる可能性もある。彼にとってこの移籍は、単なるステップダウンではなく、キャリアを立て直すための新たな出発点になるかもしれない…

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