フロリアン・ヴィルツを筆頭に、大型補強を次々に成立させてきたリバプール。一方で、ルイス・ディアスらを売却も進めており、ダルウィン・ヌニェスやフェデリコ・キエーザらもアンフィールドを離れる可能性が高まっている。
その一部に含まれるのが、フランス代表DFイブラヒマ・コナテの去就。2026年6月までと契約期間の終了が近づいており、契約更新に向けた話し合いは前に進んでいない。さらに、同選手がレアル・マドリード行きを希望しているとの噂も出回っている。
ただし、リバプールにとっては朗報が舞い込んできた。サッカージャーナリストのアブデラ・ボウルマ氏によれば、現在も交渉は継続しており、26歳DFのコナテはアンフィールドでの生活に満足しているため、残留を最優先に捉えているようだ。
「リバプールとイブラヒマ・コナテは、契約延長に関する交渉を継続中。まだ完全な合意には至っていないが、フランス人ディフェンダーはクラブでの現状に満足しており、残留を希望している。」
Liverpool and Ibrahima Konaté are still in talks over a contract extension. No full agreement yet, but the French defender is happy at the club and keen to stay. #LFC
— Abdellah Boulma (@AbdellahBoulma) August 1, 2025
オランダ代表DFフィルジル・ファンダイクの相棒として、リバプールの最終ラインを守ってきたフランス人ディフェンダー。この夏にレアル・マドリードに移籍したトレント・アレクサンダー=アーノルドの弱点をカバーし続けてきた。
スピードやフィジカル、高さとあらゆる能力を兼ね備えており、アルネ・スロット体制になってからは前線へのパスにも果敢にトライしており、攻撃においても存在感を示すようになっている。
相棒のファンダイクが34歳になっており、キャリアも終盤に差し掛かっている関係上、コナテが次世代のセンターバック陣の中心になることが期待される。クリスタル・パレスDFマルク・グエイらへの関心も噂されるも、レギュラーの座を求めており、最近ではトーンダウン気味で、来夏にフリートランスファーでの獲得を狙うとも。
はたして、RBライプツィヒから加入以来、アンフィールドで鉄壁の守備を披露してきたフランス代表ディフェンダーは2026年を超えて、リバプールに残留するのだろうか…?
