フラム、セルティック、アタランタが争奪戦へ!出場機会を求めるフェデリコ・キエーザの去就は?

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フェデリコ・キエーザ、セリエA復帰が秒読み段階に?ナポリが正式オファー提示も、リバプールは買い取り義務を要求へ 移籍

リバプールの27歳FWフェデリコ・キエーザは、まだ本領を発揮する舞台すら与えられていない。イタリア代表としてEURO2020制覇を経験し、セリエAの名門を渡り歩いたウィンガーが、アンフィールドで立ち尽くしている。

昨夏の移籍マーケットにおいて、構想外となったユベントスから加入したものの、出場機会はわずか14試合。プレー時間も466分間と情けない結果となった。筋肉系の負傷も重なり、今季のプレシーズンマッチでも戦列を離れている。

放出候補のひとりでもあった元イタリア代表のウィンガーに対して、関心を抱いているのはイタリア勢だけではない。海外メディア『SportsBoom』によれば、アタランタが熱視線を向ける中、フラムとセルティックの英国勢も争奪戦に参戦し、レンタル移籍での獲得を狙っているようだ。

セリエAでは通算235試合で47ゴール43アシストと見事な成績を残し、イタリアでの実績は十分。また、同国代表でも活躍してきただけに、イタリアにおける評価は依然として高く、アタランタなどのクラブが関心を示すのは道理が通っている。

しかし、イングランドのインテンシティの高い環境では本領発揮できていないどころか、初めてのイギリスでは評価を落としたとの認識が強い。それでも、スピードとドリブルを前線に加えることで、得点力の向上を狙うフラムや、経験豊富な国際選手を必要とするセルティックにとっては貴重な戦力になり得る。

一方、アタランタ。セリエAでの経験が豊富なキエーザにとっては、最も適応の早い選択肢である。チャンピオンズリーグ出場権も有しており、リバプールにとっても欧州の舞台で実戦経験を積ませるには理想的なクラブかもしれない。

いずれのクラブも、短期的な補強ではなく即戦力としての獲得を念頭に動いており、キエーザの出場機会確保とリバプールの育成方針が見事に噛み合う格好だ。

移籍
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