ユルゲン・クロップ政権ではそのポテンシャルから将来を嘱望されたスペイン人MFステファン・バイチェティッチだが、アルネ・スロット体制ではトップチームにすら入れていない。アジアツアーにも帯同しておらず、新シーズンでも出番がないことは明白だ。
昨シーズンは最初の6ヶ月はRBザルツブルクで、残りのシーズンをラス・パルマスにレンタル移籍。オーストリアでは結果を残したとは言い難かったが、母国スペインでは堂々たるパフォーマンスで評価を高めた。
20歳の守備的ミッドフィルダーに対しては、過去にリバプールで指揮を執った経験もあるブレンダン・ロジャーズ監督率いるセルティック。中盤の強化を狙っており、若くポテンシャルに溢れるバイチェティッチは理想的なターゲットと言える。
現役時代にはトッテナム・ホットスパーやブラックバーン・ローヴァーズでそれぞれ100試合以上に出場した元イングランド代表GKポール・ロビンソンは20歳MFがリバプールで置かれる立場やセルティックの現状を踏まえて、数日中にも取引がまとめる可能性を指摘している。
「ブレンダン・ロジャーズはシーズン開始前に選手を補強する必要がある。」
「バイチェティッチは最適な選手だ。リバプールのベンチメンバーは、スターティングイレブンやファーストチームに定着するのがますます困難になっている。」
「彼はラス・パルマスでのレンタル移籍で経験を積み、RBザルツブルクでもレンタル移籍を経験した。十分なレンタル経験がある。」
「セルティックにとって、彼は多くの要件を満たす選手だ。」
「ブレンダン・ロジャーズにとって、彼はチームを強化し、スターティングイレブンを充実される。」
「彼はリバプールでの契約が終了に近づいており、アカデミー選手として完全移籍は全て利益となる。」
「アルネ・スロットが昨年同様、彼をレンタル移籍させることを許可していることから、この取引は実現可能だ。」
「セルティックか他のクラブかに関わらず、ブレンダン・ロジャーズはこの選手に興味を示しており、この取引は十分に実現可能で、数日以内に合意に至る可能性がある。」
Football Insider
