ベンヤミン・シェシュコ争奪戦でマンチェスター・ユナイテッドに敗れ、22歳の将来有望なストライカー獲得が叶わなかったニューカッスル・ユナイテッド。アントニー・エランガやアーロン・ラムデールを獲得したものの、センターフォワード獲得には苦戦を強いられている。
ブレントフォードFWヨアネ・ウィサらにも関心を示してきたが、現時点では獲得には至っていない。スウェーデン代表ストライカーがリバプール移籍を熱望しており、その後釜を探しているものの、トップレベルのアタッカーの数がだいぶ減少してきている。
リバプールにとっては大きな痛手。もしもニューカッスルが誰も獲得できなければ、イサクは去ることがない。つまりは大本命の点取り屋をチームに迎え入れることができないことになるため、マージーサイドのクラブはターゲット変更を検討している。
サシャ・タヴォリエリ氏(ベルギー人ジャーナリスト)によれば、リバプールはパリ・サンジェルマンに所属する22歳のウィンガー、ブラッドリー・バルコラ獲得に具体的に動き出す見込みで、移籍金は1億ユーロを超えるようだ。
「リバプールは、パリ・サンジェルマンに正式なオファーを行う準備を整えた。最近の交渉で、リバプールは関心をオファーへ転換する決意を固めた。契約額は 1 億ユーロ以上となるだろう。イサクの状況が、リバプールの新しい戦略を物語っている。」
🔴🦅 EXCL – Liverpool Football Club set to proceed with a concrete offer to Paris Saint-Germain! Reds very determined to transform their interest into a bid during recent talks. Deal won’t be under €100M. Isak situation explains this #LFC new strategy. Real impact. More to… pic.twitter.com/NitqQjmbTA
— Sacha Tavolieri (@sachatavolieri) August 6, 2025
これまでも何度か関心が報じられてきたフランス代表のウィンガーは、昨季チャンピオンズリーグを制覇したクラブにおいて、64試合で21ゴール21アシストを記録。世界でも屈指のワイドアタッカーとして評価を高めた。
コーディ・ガクポが君臨し、プレシーズンではリオ・ングモハが台頭した左ウイングを主戦場にする同選手。ポジションが被ることになるが、その場合にはコーディ・ガクポがセンターフォワードを務める、もしくはヴィルツなどミッドフィルダーが偽CFを任されることになるかもしれない。
はたして、リバプールは本命のイサクではなく、バルコラを獲得するに至るのか…?
