アルネ・スロット監督は継続して、センターフォワードの強化に奔走している。ウーゴ・エキティケを獲得したにも関わらず、前々からの大本命であるニューカッスル・ユナイテッドのスウェーデン代表FWアレクサンデル・イサクに熱視線を送り続けている。
センターバック補強も同時並行で進めるリバプールだが、イサクが獲得できない場合にはトップクラスのウィンガーにも注目しており、パリ・サンジェルマンのフランス代表FWブラッドリー・バルコラらへの関心も噂されている。
イギリス紙『The Telegraph』ルーク・エドワーズ記者は今回のイサクの状況について言及し、エージェントの行為を批判した。加えて、リバプールが1億5000万の要求額を満額支払うことに消極的とも伝え、クラブ側に謝罪すべきであると持論を展開した。
「アレクサンデル・イサクのエージェントの対応は、非常に残念なものだったと言わざるを得ない。」
「移籍希望する選手が公に不満を表明し、チームやファンとの関係を悪化させることは、本来であれば避けるべき事態。ましてや、リバプールがニューカッスルの設定した評価額を満たすことに消極的だったにもかかわらず、 “強硬手段に出れば移籍できる” と助言していたとしたら、それはエージェントとしての責任を放棄したに等しいでしょう。」
「イサクは現在、ファンベースを失い、サッカー界での評判を傷つけてしまった。そして、彼が手に入れるはずだったと聞かされていた移籍も、実現が危ぶまれている。」
「彼が6年契約にサインし、その契約に違約金条項がなかったことも、今回の一件をより複雑にしている。その契約を結んだのは彼のエージェントだ。契約期間があと3年残っている状態で、強引に移籍を試みるのは、非常にリスクの高い行為だった。」
「イサクが最終的にリバプールへ移籍する可能性はまだゼロではありませんが、その可能性は急速に薄れてきている。この状況をどう修復していくかはまだ分からないが、来シーズンもプレーすることは間違いない。」
「彼が自身の過ちを認識し、謝罪を表明すれば、事態は好転するかもしれない。来シーズン、素晴らしいパフォーマンスを見せ、ゴールを量産すれば、彼が望むなら来夏の大型移籍も夢ではないだろう。」
Alexander Isak’s agent has failed him so badly. I don’t condone Isak’s behaviour in the slightest, but he was told the move to Liverpool would happen even though they are unwilling to match valuation and all had to do was behave badly to force it through. He’s now got a player…
— Luke Edwards (@LukeEdwardsTele) August 14, 2025