2026年6月までと契約最終年に突入しているリバプールの26歳DFイブラヒマ・コナテ。アンフィールドでは通算134試合に出場し、オランダ代表DFフィルジル・ファンダイクとともに、プレミアリーグでも屈指のセンターバックを形成している。
しかし、フランス人センターバックには不穏な噂が渦巻いている。契約期間が迫る同選手に対して、移籍金をかけずにトップ選手を狙う方針のレアル・マドリードが熱視線を送っており、一部メディアではマドリード行きを希望しているとも。
これはまさにイングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルドと同じ状況。右サイドバックは結局リバプールと契約を結ばずに、そのままスペインに旅立った。たまたまクラブワールドカップがあり、多少の移籍金を生んだものの、この決断は大きな反響を呼んだ。
イギリスメディア『DaveOCKOP』によると、リバプールはシーズン終盤まで決断が下されなかったアレクサンダー=アーノルドのような事態を避けるべく、この夏の移籍マーケットが閉まる前に決断するように促しており、さらにはこの夏での売却も視野に入れているようだ。
トップクラスの選手をフリートランスファーで手放すのは避けたいのは当たり前。少しでも収入を増やすためにも、万が一にも契約を更新しない決断を下した場合には、噂されているレアル・マドリードやパリ・サンジェルマンへの売却もあり得ない話ではない。
とはいえ、リバプールでの生活を気に入っているとの報道もあり、給与額次第では新たな契約を結ぶ可能性も十分にある。同紙によれば、コナテ陣営は週給200,000ポンドを要求しており、これまでの実績を考慮すれば、妥当な要求にも思える。
一方、リバプールはセンターバックの補強も遂行している。パルマから18歳DFジョヴァンニ・レオーニを獲得。さらに、コナテ同様に契約最終年のクリスタル・パレスDFマルク・グエイにも接近している。
はたして、フランス代表のセンターバックはアンフィールドでの将来を誓うのか、もしくは別のクラブに移籍してしまうのだろうか…?
