RBライプツィヒから加入して以来、ジョエル・マティプと争いながらも、数多くの試合に出場してきたフランス代表DFイブラヒマ・コナテ。昨シーズンもレギュラーとして42試合でピッチに立ち、アルネ・スロット監督も主軸に据えている。
今シーズンも開幕戦からスタメンの座を掴んでおり、フィルジル・ファンダイクの相棒として、確固たる地位を築いている。また、フランス代表でも24試合に出ており、世界を見渡してもトップクラスのセンターバックだ。
リバプールは契約更新に向けて話し合いを進めるも、現時点では合意に至っていない。その背景にはレアル・マドリードがいる。そして、イタリア人スポーツジャーナリストのニコロ・シーラ氏によれば、コナテはマドリード行きを決意した模様で、2031年までの契約を結ぶ予定のようだ。
「イブラヒマ・コナテは、今シーズン終了後にフリーエージェントとしてリバプールを退団する意向を固めている。」
「彼はすでにサウジアラビアのクラブからの巨額のオファーを断った。」
「レアル・マドリードが来年7月からの獲得を目指し、交渉を進めている。提示された契約は2031年までだ。」
🚨 Excl. – Ibrahima #Konatè’s Plans are clear: he is ready to leave #Liverpool as a free agent at the end of the sesson. He has already turned down a huge bid from a Saudi Club. #RealMadrid are in talks to try to sign him from July: offered a contract until 2031. #transfers #LFC https://t.co/BWTYqy8Qar
— Nicolò Schira (@NicoSchira) September 9, 2025
リバプールはトレント・アレクサンダー=アーノルドのように契約交渉を長引かせるつもりはなく、フリートランスファーで退団するか、アンフィールドに忠誠を誓うかどうかを決断しなければならない。
とはいえ、リバプールとの交渉は決して順調とは言えず、視線がスペインに向かっていても不思議はない。もしもコナテとなれば、2年連続でレアル・マドリードに主力を契約満了のタイミングで奪われる形となり、両クラブの間には険悪な雰囲気が流れるだろう。
一方、リバプールはこの夏にマルク・グエイ獲得に迫っており、フランス代表の去就に限らず、イングランド代表のセンターバック確保は必須になりそうだ。
はたして、26歳のディフェンダーはアンフィールドを離れ、スペインの首都に新天地を求めることになるのだろうか…?
