クラブ史上最年少ゴールスコアラー、リオ・ングモハがリバプールと “初” プロ契約締結!

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クラブ史上最年少ゴールスコアラー、リオ・ングモハがリバプールと “初” プロ契約締結! スター候補生

リバプールの未来を担う存在として注目を集めるリオ・ングモハが、ついにプロ契約を結んだ。17歳の誕生日を迎えた直後に署名されたこの契約は、規定に基づき2028年までの3年間。昨夏にチェルシーからアカデミーへ加入した彼は、わずか1年でトップチームの中心に食い込むまでに成長した。

ングモハの歩みは、まさに急上昇の一途をたどっている。2025年1月、FAカップのアクリントン・スタンレー戦で16歳135日というクラブ史上最年少での先発出場を果たすと、8月のプレミアリーグ第2節ニューカッスル戦では後半アディショナルタイムに劇的な決勝弾を叩き込み、16歳361日でクラブ史上最年少ゴールスコアラーとなった。

さらに9月18日、チャンピオンズリーグのアトレティコ・マドリード戦で途中出場を果たし、17歳19日でリバプール史上最年少の欧州大会出場選手となった。イングランド人選手としてもジャック・ウィルシャーに次ぐ史上2番目の若さでのCL出場であり、その記録はクラブと国の歴史に深く刻まれた。

ルイス・ディアスが今夏にバイエルン・ミュンヘンへ移籍したことで、リバプールは左サイドの補強を検討していた。しかしアルネ・スロット監督は、ングモハの台頭を見て即座に方針を転換。コーディ・ガクポの控えとして17歳を抜擢する決断を下した。

プレシーズンでのングモハは、2ゴール2アシストと結果を残し、すでにトップチームの一員として存在感を放っていた。海外メディア『The Athletic』リバプール担当記者アンディ・ジョーンズ記者も「彼のプロ契約は当然の流れであり、同時にこれまでのインパクトへの報酬だ」と評している。

爆発的なスピードと切れ味鋭いドリブルはもちろんだが、特筆すべきはゴール前での冷静さ。ニューカッスル戦の決勝弾もそうだが、彼は年齢を感じさせない落ち着きを持ち、相手DFを翻弄する判断力を備えている。

リバプールはこれまでも、若手を積極的に起用しながらチームを進化させてきた。マイケル・オーウェン、スティーブン・ジェラード、ラヒーム・スターリングといった選手たちが若くして頭角を現し、クラブの歴史を彩ってきた。

ングモハもその系譜に連なる存在だが、彼には独自の強みがある。それは、試合の流れを読む冷静さと、決定的な場面で迷わず勝負できる胆力だろう。

チェルシー時代からそのポテンシャルを高く評価されてきた17歳のウィンガーは、初めてのプロ契約を通過点に、新たなキャリアをスタートさせる。ガクポだけではなく、ウーゴ・エキティケやフェデリコ・キエーザらライバルは強力だが、チャンスは巡ってくる。

トレイ・ナイオニとともに、リバプールの未来を嘱望されるングモハは、ジェラードに並び立つようなレジェンドに変貌を遂げられるのか…その成長を静かに見守りたい…

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