18歳スビアブレに熱視線!リバプール、シティ、チェルシー、アーセナルが挑むリバープレートの新星争奪戦

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18歳スビアブレに熱視線!リバプール、シティ、チェルシー、アーセナルが挑むリバープレートの新星争奪戦 移籍

イギリスメディア『TBR Football』によれば、リバプールとマンチェスター・シティがリーベル・プレートの18歳MFイアン・スビアブレの獲得に本格的に乗り出し、すでに動いていたチェルシーとアーセナルを含めたプレミアリーグ4強による激しい競争が繰り広げられているようだ。

興味深いのは、スビアブレ本人が2026年の欧州移籍を明確に望んでいる点。早ければ来年1月の冬の移籍市場での動きも現実味を帯びてきている。チリで開催されたU-20ワールドカップで世界中のスカウトたちを魅了し、その才能を証明してみせた。

決勝ではヤシール・ザビリの2ゴールに沈んだものの、準決勝のコロンビア戦ではマテオ・シルベッティの決勝点をアシストするなど、アルゼンチンの決勝進出に欠かせない存在だった。

リーベル・プレートは9月、スビアブレをU-20ワールドカップに送り出す条件として契約延長を要求。大会直前にスビアブレはデジタル署名で契約を2028年まで延長し、買取条項は当初の3000万ユーロから1億ユーロへと大幅に引き上げられた。

アルゼンチンサッカー史上最高額となるこの条項設定は、リバープレートがスビアブレをいかに高く評価しているかを雄弁に物語る。クラブは安易な売却を防ぎ、交渉の主導権を握ることに成功した形だ。

チェルシーは今年初めからスビアブレの動向を注目してきた先駆者。伝説的なアルゼンチン代表FWクラウディオ・カニーヒアが代理人を務めるスビアブレとの接触を試みた。アンドレイ・サントスやエステバンがトップチームで活躍し、ケンドリー・パエスもストラスブールで成長を見せているように、若手南米選手の育成には一定の実績がある。

マンチェスター・シティの参戦は戦略的だ。フリアン・アルバレスとクラウディオ・エチェベリの獲得を通じてリバープレートとの強固な関係を築いてきたシティは、南米からの人材獲得ルートを確立している。

リバプールの関心は特に注目に値する。アルネ・スロット監督のもと、リバプールは即戦力補強と若手育成のバランスを巧みに取っている。右サイドのタレント層を考慮すれば、スビアブレにとってファーストチームへの明確な道筋が見える環境かもしれない。

モハメド・サラーの後継者探しという文脈でも、この動きは理にかなっている。リバプールの育成実績と、プレミアリーグでの競争力を両立できる環境は、18歳の若手にとって理想的な選択肢になり得る。

アーセナルも関心を示しているが、右サイドにはすでに充実した若手陣容を抱えている。マックス・ダウマンという15歳の逸材が今季プレミアリーグデビューを果たし、リーズ・ユナイテッド戦ではペナルティを獲得。ブカヨ・サカ、マルティン・ウーデゴール、ガブリエルといった選手たちをアルテタが育て上げた実績は魅力的だが、スビアブレの立場から見れば出場機会の競争は激しい。

今シーズンのサラーは得点関与に加えて、全体的なパフォーマンスも低下している。年々守備に走ることを免除されており、攻撃に集中できる特権を得ているものの、今季のプレーぶりではそれを得続けるのは難しい。

本格的な右ウィンガーの入れ替えは必要不可欠で、そこにポジションを争う選手のひとりとして、アルゼンチンから若手ウィンガーを手にいれるのは将来に向けた適切な計画と言える。

はたして、リバプールは他のライバルを出し抜き、アルゼンチンの名門から逸材を引き抜けるのだろうか…?

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