モハメド・サラー不振で揺れるリバプール、この冬の移籍市場での売却はなし!

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「そんなことは頭になかった」リバプールFWモハメド・サラーが、バロンドール受賞への思いを語る! 移籍

リバプールの象徴であるモハメド・サラーを巡る空気は、かつてないほど重苦しい。直近5試合でゴールもアシストもなく、チャンピオンズリーグのフランクフルト戦ではついにベンチスタートを強いられた。試合は5-1で快勝し、ユーゴ・エキティケやコーディ・ガクポ、ドミニク・ソボスライらが得点を重ねたが、サラーの名前はスコアシートに残らなかった。

サラーは今季ここまで公式戦11試合でわずか3得点にとどまり、昨季の34ゴールから大きく数字を落としている。まだまだ序盤戦と言えば序盤戦だが、ピッチ上でのパフォーマンスは全盛期からはほど遠く、急激な衰えが顕著だ。

アルネ・スロット監督は「戦術的な理由」と説明したが、実際にはサラーのパフォーマンス低下が先発落ちの背景にあるのは誰の目も明らか。33歳となったエジプトの英雄は、かつての爆発力を見せられず、ボールを受けても孤立する場面が増えている。

リバプールは今季、夏にフロリアン・ヴィルツとアレクサンデル・イサクらを獲得し、攻撃の刷新を図った。しかし、両者ともまだ完全にフィットしておらず、チーム全体の攻撃は不安定。プレミアリーグではマンチェスター・ユナイテッドやチェルシーに敗れ、首位争いから後退。勝利した試合も終盤の劇的ゴールに頼るケースが目立ち、安定感を欠いている。

その中で、クラブは「ポスト・サラー」時代を見据えた動きを加速させている。ボーンマスで躍動するアントワーヌ・セメニョを後継候補としてリストアップしており、元クリスタル・パレスのマイケル・オリーセやベルギーの新星マリック・フォファナの名前も浮上している。

一方で、海外メディア『Football Insider』によれば、リバプールが少なくとも冬の移籍市場でサラーを放出する意思はなく、彼の復活を信じているようだ。クラブの信頼は、2017年の加入以来、248ものゴールを積み重ねてきた圧倒的な実績に裏打ちされている。

昨年には2年間の契約延長を結んだエジプシャン・キングだが、スピードやキレも必要となるウィンガーでは限界なのかもしれない。スタミナを温存するために前線に残ることを許されているが、それはあくまで爆発的な攻撃力が必要となる。

現状では、サラーが戻らないことによるバランスの崩れも発生しており、チーム全体を見据えるのであれば、守備にも戻れる若手ウィンガーへの切り替えは当然の答えだろう。

とはいえ、いまやアンフィールドのシンボルとも言えるサラーだけに、リバプールがどのような対応にできるかは注目が集まる。かねてから関心を示すサウジアラビア行きも現実味を帯びる中、エジプト代表アタッカーの去就はどうなるのだろうか…?

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