日本U-20代表を率いた守備の要、市原吏音に対して、リバプール移籍の可能性を探る!?

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日本U-20代表を率いた守備の要、市原吏音に対して、リバプール移籍の可能性を探る!? 移籍

2025年10月、チリで開催されたU-20ワールドカップで、日本代表キャプテンの市原吏音は強烈な印象を残した。グループステージでは3戦全勝、7得点無失点という完璧な成績で首位突破を果たし、2試合連続でPKを沈める勝負強さも披露。その冷静な振る舞いと統率力は、センターバックの理想像を鮮明に映し出していた。

しかし、決勝トーナメント1回戦でフランスに延長戦のPKで敗れ、ベスト8進出はならなかった。試合後、市原は「これが世界の戦い」と悔しさをにじませながらも、胸を張って帰国すると語った。敗戦の中でも、彼の言葉と姿勢はリーダーとしての成熟をはっきりと示していた。

リバプールのスカウト陣はこの大会を現地で徹底的に観察し、市原のパフォーマンスに強い関心を抱いたと、イギリスメディア『Rousing The Kop』が伝えた。

新加入のジョヴァンニ・レオーニが長期離脱となったことで、センターバックの補強はクラブの最優先課題。2026年の移籍市場に向けて複数のDF獲得を検討する中で、市原は「未来を託すべきプロジェクト型」の投資対象として浮上している。

市原は現在、レッドブル傘下のRB大宮アルディージャでプレーしている。2025シーズンはJ2で24試合に出場し、1得点を記録。守備面では10試合のクリーンシートに貢献し、空中戦の強さとビルドアップ能力を兼ね備えた存在として評価を高めている。

すでにトップチームで70試合以上の出場経験を持ち、20歳にして副キャプテンを務めるなど、クラブ内でもリーダーシップを発揮。レッドブル・グループとの関係性は既に深く、ザルツブルクやライプツィヒとの取引実績もあり、このネットワークが移籍を円滑に進める可能性は高い。

リバプールのセンターバック陣は新たな時代への一歩を歩む必要性に駆られている。フィルジル・ファンダイクが34歳になり、イブラヒマ・コナテは契約問題に揺れ、ジョー・ゴメスは負傷癖が抜けずに、ACミラン行きが噂されている。

今夏にはパルマから18歳DFジョヴァンニ・レオーニを加えたが、デビュー戦で大怪我を負い、今シーズンは絶望。ただし、セリエAでの経験はあまりなかったセンターバックだけに、将来有望株へのスカウティングには余念がない。

アンフィールドでは南野拓実や遠藤航が一定の評価を上げている。ともにレギュラーこそ掴みきれていないものの、カップ戦やクローザーとして結果を残した。日本人選手に対する評価も高まっており、大宮アルディージャの若きディフェンダー確保も全くあり得ない世界線とも言い切れない。

トッテナム・ホットスパーは川崎フロンターレから21歳DF高井幸大を迎え入れており、J1とJ2の違いこそあれど、プレミアリーグ行きは現実的なキャリア形成となる。

とはいえ、いきなりトップチームに定着は難しく、もしも獲得できたとしてもレンタル移籍が待ち受けているだろう。いずれにしても、リバプールがJ2で活躍する20歳センターバックに白羽の矢を立てるのだろうか…?

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