リバプール守備補強に暗雲?トッテナムがファン・デ・フェンに1億ユーロの値段設定とレアル・バイエルンの参戦

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リバプール守備補強に暗雲?トッテナムがファン・デ・フェンに1億ユーロの値段設定とレアル・バイエルンの参戦 移籍

リバプールの守備陣が崩壊しつつある。フィルジル・ファンダイクは2027年までの契約延長にサインしたものの、34歳を迎える彼の後継者探しは待ったなし。イブラヒマ・コナテは契約問題に揺れ不安定なパフォーマンスに終始し、期待の新星ジョヴァンニ・レオーニは今季絶望。

怪我人だけではなく、ギリギリで勝ち続けていたリバプールが泥沼にハマっている。その中でも深刻に捉えられているのが最終ラインの脆弱性。そんな中、スペイン紙『Fichajes』によれば、トッテナムがミッキー・ファン・デ・フェンに1億ユーロという法外な価格を設定したとのニュースが飛び込んできた。

これまで何度かリバプール移籍も噂されてきたオランダ代表のセンターバックは、トッテナム・ホットスパーで圧倒的なプレーぶりを披露。怪我の多さが懸念点だが、ピッチにでれば爆発的なスピードとディフェンス力で数々の失点を防いできた。

代表では左サイドバックとしてプレーするなど攻撃センスも持ち合わせる24歳のディフェンダーは、左利きということもあってリバプールにとって理想的なターゲットと言えるが、スパーズの値段設定を支払うつもりはないだろう。

アルネ・スロット監督はファン・ダイクの長期的な後継者を探しているが、現在の守備陣はすでに危機的な薄さ。ジャレル・クアンサーはバイエル・レバークーゼンに手放したこともあって、マルク・グエイ獲得も土壇場でクリスタル・パレスに阻止された。

依然としてグエイをトップターゲットに据えていると報じられるものの、フリートランスファーとなれば競争相手が増える。レアル・マドリードなど名門クラブが名乗りを上げており、アンフィールド行きを決断するとは限らない。

こうした背景の中で、ファン・デ・フェンへの関心は理にかなっている。スロット監督はかつてAZアルクマール時代とフェイエノールト時代に彼の獲得を試みたが、いずれも実現しなかった。両者の間には未完の縁があり、スロットは彼の才能を熟知している。

ファン・デ・フェン本人もファン・ダイクと並んでプレーすることを夢見ており、同胞のレジェンドから試合後にアドバイスを受けていることを明かしている。この個人的なつながりは、移籍実現の可能性を高める要素になり得る。

いずれにしても、トッテナム側が半額近い金額に値下げでもしない限りは争奪戦が勃発することはないと予想できる。プレミアリーグでの実績や代表レベルでの経験値もあるだけに、どのクラブにとってもレギュラーになれる存在だ。

はたして、リバプールがファン・デ・フェン獲得に本腰を入れる未来はあるのだろうか…?

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