年間1億5000万ポンドの提示は今も有効!?サウジからのリバプールFWモハメド・サラーへの関心は継続

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年間1億5000万ポンドの提示は今も有効!?サウジからのリバプールFWモハメド・サラーへの関心は継続 移籍

アンフィールドに吹く秋風が、いつになく冷たく感じられる。リバプールは混沌の中で公式戦で連敗。プレミアリーグでは首位から7位まで転落し、カラバオカップも敗退が決定。しかもアンフィールドでクリスタル・パレス相手に完敗を喫した。

チームの低迷と軌を一にするように、モハメド・サラーのパフォーマンスも明らかに精彩を欠いている。今季ここまで13試合4得点3アシストを挙げているものの、昨季プレミアリーグで34得点23アシストという驚異的な数字を叩き出したレジェンドの姿は、そこにはない。

そんなサラーを巡り、再び中東からの誘いが具体性を帯びてきた。イギリスメディア『TBR Football』グレアム・ベイリー記者が確認したところによると、サウジ・プロリーグからの年間1億5000万ポンドものオファーは、今なお有効なままテーブルに置かれているという。

この金額は、アル・ナスルに所属するクリスティアーノ・ロナウドと同等の世界最高峰の報酬水準だ。しかも、契約にはサウジアラビアの観光大使としての役割と、将来的なクラブのオーナーシップ権も含まれる。

サラーは2025年4月、リバプールと2027年までの2年契約に署名したばかり。昨季の圧倒的な活躍がクラブ史上最高額の契約更新を引き出し、エジプト人ストライカーは少なくとも後2年はアンフィールドに留まるはずだった。ところが、シーズンが始まって3ヶ月も経たないうちに、状況は一変している。

さらに、ベイリー記者は興味深い証言を残している。サラーとサウジ・プロリーグの関係について、彼は今も消えないし、サラー自身もそれを望んでいないと指摘する。サウジ側のオファーはオープンなもので、彼が望めばいつでも契約は準備されている。

現在、サウジ側はサラーやリバプールと交渉していないし、1月の移籍についても話していない。その必要がないのだ。彼らはサラーの準備が整った時に、いつでも動ける態勢を整えているそうだ。

これまでも何度もオファーや水面下での関心が届いていたサラーだが、年齢には勝てない。現在33歳のサラーにとって、時間は味方ではない。身体能力の高さとプロフェッショナリズムで知られるが、永遠にトップレベルでプレーできるわけではない。

サラーに近い関係者は、彼がまだ少なくとも3年は最高レベルでプレーできると信じているという。その最適なフィジカルコンディションと並外れたプロ意識を考えれば、決して誇張ではないだろう。しかし、3年後のサラーは36歳。もしサウジでのプレーを真剣に考えているなら、選択の余地は徐々に狭まっており、サウジアラビアが最後の舞台になるかもしれない。

とはいえ、リバプールにとってエジプシャン・キングの存在はまだまだ偉大。攻撃においても代わりになれる選手がおらず、今夏大金を投じたクラブだが、来年の夏の移籍マーケットでも巨額の資金を投じ、右ウィンガーを獲得する可能性が報じられている。

いずれにしても、今シーズンのパフォーマンスはサラーのアンフィールドでの未来を決めることになる。絶対的な立場が保証されない限りは退団も視野に入れるであろうサラーだけに、リバプールは本格的にクロップ時代からの旅立ちが求められている…

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