イブラヒマ・コナテ退団に備えるリバプール、ギリシャの21歳DFコンスタンティノス・クリアライキスに関心か!?

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イブラヒマ・コナテ退団に備えるリバプール、ギリシャの21歳DFコンスタンティノス・クリアライキスに関心か!? 移籍

夏の移籍市場が閉幕し、アルネ・スロット新体制のリバプールは、静かに、しかし確実に未来への布石を打ち始めている。その中で、アンフィールドを揺るがしかねない一つの大きな懸念が浮上している。フランス代表センターバック、イブラヒマ・コナテの去就問題だ。

彼の現行契約は2026年夏までとなっており、クラブは契約延長交渉を進めているものの、その道のりは決して平坦ではない。コナテ側は週給20万ポンドを超える大幅な昇給を要求しており、レアル・マドリードやパリ・サンジェルマン、さらにはバイエルン・ミュンヘンといった欧州のメガクラブが、彼の動向を鋭く見つめていると言われている。

こうした背景の中、リバプールがコナテの長期的な後釜として、ある若き才能に熱視線を送っていることが明らかになった。その名は、コンスタンティノス・クリアライキス。海外メディア『CaughtOffside』によると、ドイツのVfLヴォルフスブルクでプレーするギリシャ出身の21歳のセンターバックに対して、昨シーズンのプレミアリーグ王者が関心を示しているようだ。

2024年8月にPAOKサロニキからブンデスリーガに渡った若きディフェンダーは、今季すでに公式戦で11試合に出場。ギリシャ代表としても18試合でピッチに立っており、日に日に評価を高めている。

ただし、懐疑的な点もある。フランス代表DFは右利きなのに対して、クリアライキス左利きで左センターバックを本職としていること。現状にチームにいない 左利きのセンターバックは貴重な存在になれる反面、コナテの直接的な後釜としては考えにくい。

スロット監督が志向するポゼッションベースのサッカーにおいて、左足でパス出しができるセンターバックはチームに戦術的優位性をもたらす。左サイドへの展開や、内側のミッドフィールダーへのパスコースを自然な体勢で確保でき、攻撃のテンポを格段に引き上げられるはず。

そのため、コナテよりも34歳になり、キャリアも終盤に差し掛かっているオランダ代表DFフィルジル・ファンダイクの後継者としての認識の方が正しいだろう。

とはいえ、ドイツで通算44試合の若手選手に背負わすには重たすぎるプレッシャー。今夏に移籍が頓挫したクリスタル・パレスDFマルク・グエイを筆頭に新たなセンターバック候補が浮上しており、彼らが本命になるだろう。

オプションとしては面白いが、パルマから18歳DFジョヴァンニ・レオーニを確保したこともあり、さらなる若手センターバックに全力を傾ける可能性は低そうだ。年齢的なバランスを取るためにも、20代中盤の選手が理想的と言える。

はたして、ギリシャ代表の未来を担うセンターバックがアンフィールドのピッチに立つことはあるのだろうか…?

移籍
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