崩れ去った「相思相愛」のシナリオ?レアル・マドリードがイブラヒマ・コナテ争奪戦から脱退か

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リバプールがイブラヒマ・コナテとの契約更新を目指し、積極的な交渉を進める!? 移籍

アルネ・スロット体制2年目のリバプールは今夏、大型補強を敢行しプレミアリーグ2連覇に向けてスタートを切ったかに思われたが、ここ数ヶ月間は負けが込んでおり、オランダ人指揮官の解任論まで出回るほど向上の見込みが見受けられない。

フィルジル・ファンダイクの相棒として、イングランド国内でも屈指のセンターバックコンビを形成してきたフランス代表DFイブラヒマ・コナテの不調はひとつの原因となっている。ピッチ上でのパフォーマンス低下と、契約延長交渉の停滞という二重の苦しみに喘いでいる。

契約満了となる2026年夏まで残り半年余り。リバプール側も契約更新を諦めていないが、大幅な給与アップを要求するコナテ陣容との合意には至っておらず、レアル・マドリードが関心を示し、選手本人もスペイン行きを希望しているとの報道も流れている。

しかし、その流れに終止符が打たれた。海外メディア『The Athletic』のデイビット・オーンスタイン氏によると、マドリードはリバプールに対し、 “直接的かつ明確に” コナテ獲得への関心を否定したようだ。

この夏にボーンマスからスペイン代表DFディーン・ハイセンを獲得するなど年齢が高くなってきた最終ラインの再構築に着手。シャビ・アロンソ新監督に代わっても継続的にコナテへの関心が噂されており、契約問題に解決の道筋が見えないことからもマドリード行きが近づているかに思われた。

ところが、今回の報道によってフランス代表センターバックの去就も不透明になっている。今シーズンのコナテが見せる低調なパフォーマンス、そして慢性的な怪我のリスクを考慮し獲得を見送ったとも。

2025/26シーズンが開幕して数ヶ月、コナテのプレーにかつての覇気はない。相手アタッカーをねじ伏せる理不尽なまでの対人守備は影を潜め、一瞬の判断ミスからピンチを招く場面が散見される。アルネ・スロット監督が求めるビルドアップの安定性においても、パスミスがチームのリズムを寸断するケースが増えた。

決して良いパフォーマンスとは言えないが、リバプールに残留するキャリアは残されている。一方で、母国のパリ・サンジェルマンも移籍先の候補として挙げられており、マージーサイドのクラブにとってまだまだ余談は許されない。

オランダ代表のキャプテンが34歳となり、後継者としてマルク・グエイをリストアップするリバプール。26歳のコナテがコンディションを取り戻せれば、プレミアリーグでも屈指のセンターバックを築けるが、それは契約を更新し残留を決断したときのみ。

また、今夏にはパルマから18歳DFジョヴァンニ・レオーニをチームに迎え入れており、将来に向けたチーム作りは着実に進んでいる。その中心を担うべきコナテだが、マドリード行きがなくなった今、アンフィールドでの未来に想いを馳せるのか、もしくは別のクラブに移籍金なしで移るのだろうか…?

移籍
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