7000万ユーロの解りリース条項…リバプール、ボーンマスFWアントワーヌ・セメニョにロックオン!?

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7500万ポンドのリリース条項が移籍成否の鍵!?リバプールがアントワーヌ・セメニョに急接近か 移籍

2025年のカレンダーが残り一枚となり、マージーサイドの凍てつく風が肌を刺す季節が到来した。だが、アンフィールドを取り巻く空気は、ピッチ上の熱気とは別の種類の熱で急速に帯び始めている。

今夏の移籍市場における大型補強も霞むほどの不調がつづくリバプールにおいて、冬の移籍市場はチームの運命を決定づける極めて重要な分かれ道になり得る。ノッティング・フォレストやPSVにアンフィールドで敗戦、それだけではなく両方とも3失点以上とスロット体制が崩壊し始めている。

ディフェンス陣が不甲斐ない一方で、攻撃陣も決定機を決めきれていない。モハメド・サラーも33歳となり、以前ほどの脅威を披露できていない中、ボーンマスで好調を維持するガーナ代表FWアントワーヌ・セメニョの名前が頻繁に取り上げられている。

独『Sky Sport』のフロリアン・プレッテンベルク氏が投稿した内容は、瞬く間に波紋を広げた。リバプールは今冬のウィンドウでのセメニョ獲得に向けて、すでに具体的な話し合いに着いているようだ。

リバプールはセメニョに設定された契約解除条項の存在と、その巨額なコストを完全にのみ込んだ上で動いている。ボーンマスとの契約は2030年まで残されているが、およそ7000万ユーロのリリース条項を発動する可能性がある。

ただし、プレミアリーグで覚醒したセメニョを巡る争奪戦は熾烈。イングランド国内の競合クラブがこぞって熱視線を送る一方で、ブンデスリーガ王者バイエルン・ミュンヘンも強い関心を示しているとも伝えている。

リバプールはアントワーヌ・セメニョという男にこれほど惹かれるのか。その答えは、ピッチ上で体現する理不尽なまでの「個の破壊力」にある。2025/26シーズンに入り、セメニョのプレーはもはや手のつけられない領域へと進化を遂げた。

右ウイングを主戦場としながらも、中央、左サイドと攻撃的なエリアならどこでも機能するポリバレント性は魅力的。相手ディフェンダーを背負った状態から強引に前を向き、あるいは密集地帯をフィジカルのみで突破してしまう、あの圧倒的な推進力は目を見張る。

モハメド・サラーが研ぎ澄まされた刃物で相手を切り刻むなら、セメニョは巨大なハンマーで守備ブロックごと粉砕する。また、年齢によってスタミナ減少のあるエジプシャン・キングに比べて、試合終盤まで自陣に戻ってディフェンスを行える点もスロット監督にとってメリットが大きい。

リチャード・ヒューズの存在、ミロシュ・ケルケズの獲得などリバプールとボーンマスの関係値は良好と言える。逆方向ではスコットランド代表FWベン・ドークが移籍しており、リリース条項の発動さえできれば競争を勝ち抜くだけの要素がある。

いずれにしても、この夏に大型投資を行ったリバプールだけにどこまで予算が残されているのかが鍵になる。クリスタル・パレスからイングランド代表DFマルク・グエイも今冬に獲得を目指すとの報道も流れている。

はたしてリバプールはボーンマスからガーナ代表ウィンガーを引く抜くのだろうか…?

移籍
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