フラーフェンベルフやマック・アリスターの去就次第…リバプールが22歳MFパブロ・バリオスに注目!?

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フラーフェンベルフやマック・アリスターの去就次第…リバプールが22歳MFパブロ・バリオスに注目!? 移籍

アンフィールドのピッチ上、そしてクラブの心臓部である強化部門には、確固たる熱と自信が満ちている。シーズンの折り返し地点が見え始めた今、欧州の移籍市場は早くも不穏な唸りを上げ始めた。その震源地はスペインの首都マドリード、そして狂乱のロンドン。

ターゲットの名は、パブロ・バリオス。アトレティコ・マドリードが生んだ22歳の傑作に対し、チェルシーがなりふり構わぬ接近を試みていると、海外メディア『Caught Offside』が報じた。また、リバプールもその争奪戦に含まれているという。

ディエゴ・シメオネという稀代の闘将に魂を焼き付けられた、現代フットボールにおける理想的なミッドフィルダーであるバリオス。アトレティコのカンテラで育ち、トップチームでの地位を不動のものにした。

泥臭い守備タスクを厭わず、ボールを奪えば鋭い推進力で局面を打開する。シメオネ・イズムを体現する戦えるテクニシャンと言って過言ではない。今シーズンも主力として起用され、公式戦で17試合に出場を果たしている。

チェルシーはスペイン代表MFの獲得に向けた動きを加速させている。モイセス・カイセドやエンツォ・フェルナンデスといった超高額銘柄と並び立つ中盤だが、最後のピースとしてアトレティコ。・マドリードに熱視線を送っているそうだ。

2023年に結んだ長期契約更新により、クラブ側は圧倒的な交渉力を保持している。設定したとされる9000万ユーロというプライスタグは、事実上の非売品宣言に近い。

ただし、チェルシーとリバプールが見据える景色は異なる。昨季のライアン・フラーフェンベルフの覚醒などアルネ・スロット監督が築き上げた現在の中盤には、9000万ユーロもの巨額を投じてまで他所の庭を荒らす必然性が見当たらない。

フラーフェンベルフだけではなく、ドミニク・ソボスライやアレクシス・マック・アリスター、フロリアン・ヴィルツ、カーティス・ジョーンズら世界でも有数の中盤を形成するリバプールだけに、これ以上の大型補強は近々必要ではない。

ただし、もしも彼らの中で誰かがかけた場合、つまりは移籍してしまった時には大型補強に動き出す可能性もある。レアル・マドリードから関心が頻繁に噂されるマック・アリスターを始め、ソボスライにもメガクラブが関心を示しても不思議はない。

とはいえ、現時点において補強の優先ポイントは右ウィンガーとセンターバック。それぞれモハメド・サラーとフィルジル・ファンダイクの後継者として迎えられることになる重要なポジションで、大金を投じるだけの意味がある。

もちろん、リバプールのスカウト部門がバリオスを評価していないわけではない。彼の能力がプレミアリーグでも通用することは、データ分析部門も把握しているはず。しかし、リバプールが具体的に動き出すには、既存戦力の流出というトリガーが必要になるというだけの話。

もしもチェルシーが具体的なオファーを行ったとしても、いまのところリバプールが動くとは思えないが、将来のことは誰にもわからない。はたして、パブロ・バリオスがアンフィールドを舞台に走り回る日が来るのだろうか…?

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