イブラヒマ・コナテ契約交渉難航…リバプールがレンヌの20歳DFジェレミー・ジャケに関心か!?

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イブラヒマ・コナテ契約交渉難航…リバプールがレンヌの20歳DFジェレミー・ジャケに関心か!? 移籍

昨季プレミアリーグを制したリバプールが、予想外の苦境に立たされている。プレミアリーグで低迷を続ける王者は、来夏を見据えた守備陣の再編に動き始めた。イギリスメディア『Sky Sports』が報じたところによれば、スタッド・レンヌの20歳DFジェレミー・ジャケが、クラブの移籍ターゲットリストの最上位に浮上している。

この動きの背景には、イブラヒマ・コナテとの契約延長交渉が難航している現実がある。26歳のフランス代表DFは2026年夏に契約満了を迎えるが、クラブとの合意には至っていない。リバプールは11月に改めて新たなオファーを提示したものの、選手側が求める週給20万ポンドと、クラブ側の提示額には開きがある。

レアル・マドリードからの関心も報じられてきたが、最近になってマドリードは他の選手を優先する方針を示した。これによりリバプールの契約延長交渉は好転する可能性もあるが、依然として予断を許さない。バイエルン・ミュンヘンやパリ・サンジェルマンからの関心もあり、後継者探しに動き出さざるを得ない。

ジェレミー・ジャケは身長188センチのフィジカルを武器に、今季リーグ・アン全15試合で先発出場を果たしている。レンヌは彼をクラブの基盤と位置づけており、今年5月には2029年まで契約を延長した。昨年、クレルモン・フットへの期限付き移籍を90万ユーロで早期終了させてまで呼び戻した経緯がある。

リバプールのスカウト陣は今季、複数回にわたってレンヌのホームスタジアムへ足を運び、ジャケのプレーを詳細に分析してきた。若さに似合わない冷静な判断力と安定感に加えて、激しい局面でも動じず、空中戦では圧倒的な存在感を示し、ビルドアップ時には正確なパスを供給する。これらはアルネ・スロット監督がセンターバックに要求する能力そのものである。

リーグ・アンとプレミアリーグでは試合の強度が異なるが、ジャケの持つポテンシャルならばその差を埋められる。ボールを持って前進するドリブル、相手フォワードを封じ込める1対1の強さ、味方の動きを読んで正確にパスを出す判断力。これらが高い水準でバランスしている点こそ、クラブが注目する理由だ。

レンヌが容易に手放すはずはない。今夏の契約延長は、クラブがジャケを将来の中心と見なしている。移籍実現には相当額の移籍金が必要となるが、リバプールは長期的な視点でこの投資を検討している。クラブは冬の移籍市場での獲得は現実的ではないと判断しており、来夏に本格的な交渉を開始する見通しだ。

この夏の大型補強も虚しく、アルネ・スロット監督の2シーズン目は苦戦が続く。攻撃陣だけではなく、守備陣も崩壊する試合も多く、立て直しのためにもクリスタル・パレスのイングランド代表DFマルク・グエイも依然としてトップターゲットとして注目されている。

はたして、リバプールは最終ラインの再構築に向けたひとりとして、フランスU-21代表DFをアンフィールドに連れてくるのだろうか…?

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