プレミアリーグ王者の苦悩!リバプールがコートジボワール代表ウィルフリード・シンゴ獲得に動く?

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トレント・アレクサンダー=アーノルドの正式後継者…リバプールがウィルフリード・シンゴ獲得に関心か? 移籍

プレミアリーグ王者として2025-26シーズンを迎えたリバプールが、思わぬ苦境に直面している。今夏、ジェレミー・フリンポン、フロリアン・ヴィルツ、アレクサンデル・イサクといったビッグネームを次々と獲得したものの、その投資は期待通りの成果を上げていない。

トレント・アレクサンダー=アーノルドのレアル・マドリード移籍、ルイス・ディアスのバイエルン・ミュンヘン行き、そしてディオゴ・ジョッタの悲劇的な事故死といった抜けた穴を埋めることができず、またアルネ・スロット体制への本格的な移行がスムーズに行われていない。

攻撃陣が得点を決めきれず、守備陣も複数失点を繰り返す。さらには、ベンチに座るモハメド・サラーが不満を公にするなどチーム状況は決して芳しくない。プレミアリーグで低迷するチームを好転させるため、まずはディフェンダー陣の強化を狙っている。

トルコメディア『Fotomac』によると、リバプールはガラタサライに所属するコートジボワール代表ウィルフリード・シンゴ獲得に向け、2800万ユーロの移籍金に加えて1000万から1500万ユーロのボーナスを用意しているようだ。

アレクサンダー=アーノルドの後継者として2950万ポンドで獲得したフリンポンは、攻撃面では輝きを見せているものの、守備面での脆弱性が露呈している。バイエル・レバークーゼン時代のデータを見ると、90分あたりのタックル数は1.08回で下位4パーセンタイル、インターセプトは0.37回で下位3パーセンタイルという数値が物語るように、守備の安定感に欠ける。

また、負傷続きで現時点では評価を下すことすら難しい。コナー・ブラッドリーはレアル・マドリード戦など好パフォーマンスを披露する試合もあるが、簡単に突破させる試合も少なくはなく、かねてからの負傷癖も相まって、どちらもレギュラーを掴み取っているとは言い難い。

シンゴへの関心は、こうした右サイドの構造的な問題を解決する試みである。24歳のコートジボワール代表は、トリノとモナコでの経験を積み約3000万ユーロでガラタサライに加入。右サイドバックとセンターバックの両方をこなせる万能性が持ち味で、フリンポンとは対照的に守備面での安定感を提供できる。

ガラタサライでは10試合に出場し1アシストを記録しているが、ハムストリングの負傷で出遅れた影響もあり、冬の移籍市場での放出が現実味を帯びている。

リバプールはアーセナルやマンチェスター・ユナイテッドとの競争に直面しているが、現時点では最も積極的にアプローチしているそうだ。トータルで3800万から4300万ユーロに達する可能性のあるこのオファーは、ガラタサライにとって半年で大きな利益を生む魅力的な取引となる。

アンフィールドのクラブにとっては、右サイドバックの課題解決だけではなく、センターバック問題にも解決策を提示する可能性がある。フィルジル・ファンダイクは34歳とキャリアも終焉に近づいており、イブラヒマ・コナテやジョー・ゴメスには去就の問題が付き纏う。

トリノで100試合以上、ASモナコで60試合以上の出番を得ており、24歳のディフェンダーにとっては大きなチャレンジには好機となる。ただし、トップレベルで通用するかは未知数で、慎重な判断が必要不可欠。

はたして、リバプールはトルコからコートジボワール代表DFを獲得することになるのだろうか…?

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