リバプールがアルダ・ギュレル争奪戦に参戦!?マンチェスター・ユナイテッドとアーセナルと競合か

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リバプールがアルダ・ギュレル争奪戦に参戦!?マンチェスター・ユナイテッドとアーセナルと競合か 移籍

リバプールがレアル・マドリードの20歳MFアルダ・ギュレルへの関心を一段と強めている。モハメド・サラーとの関係が危機的な状況に陥り、プレミアリーグで低迷するリバプールにとって、攻撃陣の刷新は避けられない課題となっている。

海外メディア『Caught Offside』が報じたところによれば、リバプールはギュレルを最優先ターゲットと位置づけており、アルネ・スロット監督は彼の多様性を高く評価しているようだ。

中央と両サイドでプレーできる柔軟性は、リバプールの流動的な攻撃システムに理想的。今シーズン、ギュレルはシャビ・アロンソ新監督の下で22試合に出場し、3ゴール7アシストを記録している。

サラーは2025年4月に2027年までの契約延長にサインしたばかりだが、12月7日のリーズ戦後に行った爆弾インタビューで、クラブへの強烈な不満を露わにした。ベンチスタートが3試合連続となった33歳のエジプト人FWは、クラブが夏に約束した内容を守っていないと主張。続くインテル・ミラノとのチャンピオンズリーグ戦は帯同を許されなかった。

クラブ側すればサラー側からの謝罪や反省が必要となるが、現時点では喧嘩別れの可能性も否めない。サウジアラビアのパブリック・インベストメント・ファンド関係者は現地メディア『Al Jazeera』に対し、1月の移籍市場でサラー獲得に動く意向を明らかにしている。

アンフィールドで偉大すぎる記録を樹立してきたエジプシャン・キングの直接的な後継者として、トルコ代表のミッドフィルダーは面白いオプションになる。スロット監督は就任以来、攻撃陣に一貫した創造性と戦術的柔軟性を求めてきており、攻撃的MF、右ウイング、セントラルな役割と複数のポジションでハイレベルなパフォーマンスを発揮できる。

リバプールのスカウト陣が注目するのは、狭いスペースでのビジョンと直接性の融合。スロット監督が好むのは、攻守両面でインテリジェントに機能し、システムの中で複数の役割を担える選手である。ギュレルはその要件を完璧に満たしている。

サラーのようにスピードや上半身の強さで相手を振り切りタイプではなく、小刻みなステップからのドリブル突破や正確なパスで局面を打開する。右ウイングからのカットインという側面では同じようなプレーも期待できるが、サイドよりも中央でのプレーの方が光る可能性が高い。

同紙によれば、リバプールだけがギュレルを追っているわけではない。同じくプレミアリーグからマンチェスター・ユナイテッドとアーセナルも2026年の夏の移籍マーケットでの獲得を視野に入れている。

ユナイテッドでは、ルベン・アモリム監督が中盤の創造性不足に頭を悩ませている。ブルーノ・フェルナンデスは依然として輝きを放っているが、彼一人に依存する構造は持続不可能。ユナイテッドの関心は投機的なものではなく、真剣で持続的なものである。

アーセナルは長期にわたってギュレルを追跡してきた。ミケル・アルテタ監督はギュレルをマルティン・ウーデゴールの代替案、あるいは補完的なピースと見なしている。アーセナルのリクルートチームは、ギュレルが複数ポジションをこなせる点を高く評価しており、アルテタのシステムに理想的だと考えている。

とはいえ、レアル・マドリードにギュレル売却の兆候は見えない。エムバペ、ジュード・ベリンガム、エドゥアルド・カマヴィンガ、ヴィニシウス・ジュニオールらと並んで、ギュレルを長期的なコアの一部と位置づけており、シャビ・アロンソ監督のもとで出番も増やしている。

だが、ギュレルの置かれた立場は絶対的なものとは言えない。12月初旬のジローナ戦では、チームが緊急の逆転を必要とする場面でハーフタイムに交代させられた。アスレティック・ビルバオ戦ではベンチスタートとなり、試合の大勢が決した後に投入された。

最近は成績があまり芳しくなく、ヴィニシウスとの関係悪化も報じられており、アロンソ監督の去就も不透明な状況に陥っている。後任次第ではあるものの、もしもさらに立場が追い込まれることになれば、選手本人が退団を要請する未来もあり得る。

ただし、現時点でトルコの未来を担うアタッカーがマドリードを離れないというのが大方の見方。資金力のあるイングランド勢にとっても法外な移籍金を要求されるのが目にみえる選手をいつまでも追いかけるのは現実的ではない。

はたして、弱冠20歳の逸材は海を越え、プレミアリーグに挑戦することはあるのだろうか…?

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