この夏の移籍マーケットにおいて、リバプール移籍に向けたメディカルチェックまで完了していたものの、直前になって移籍が頓挫したクリスタル・パレスのイングランド代表DFマルク・グエイ。現在のチームに留まることになったわけだが、今季もキャプテンとしてチームを牽引し続けている。
しかし、その去就は常に話題に挙がっている。フィルジル・ファンダイクの後継者として、またイブラヒマ・コナテの穴埋めとして、リバプールは継続的に関心が報じられる一方で、バイエルン・ミュンヘンやバルセロナ、レアル・マドリード、インテル・ミラノなど数々のクラブからの熱視線が届いている。
それも当然で、イングランド代表でもレギュラーを務める選手がフリートランスファーで手に入るのだから、争奪戦が激化するのは当たり前。ただし、バルセロナとレアル・マドリードのスペイン勢の2大クラブが、熾烈を極める競争から撤退したと、スペイン紙『Mundo Deportivo』が報じた。
この撤退劇の背景には、グエイ側が提示した “最新のサラリー要求” がある。バルセロナがグエイの代理人と接触し、2026年夏の契約満了を前に、早期の獲得を目指していたが、具体的なサラリーの数字が明らかになった瞬間、カタルーニャのクラブは交渉のテーブルから離れることを決断した。
同紙は、その要求額とクラブの財政状況との間に埋めがたいほどの大きな隔たりがあったと断言している。この状況は、以前からグエイに関心を寄せていたレアル・マドリードでも同様に発生しており、移籍金とサラリーを含む総コストに直面し、獲得を諦めたとされる。
とはいえ、バイエルン・ミュンヘンらメガクラブは動向を注意深く見守っている。リバプールにとってはライバルが減ったことになるが、獲得できるかどうかはまた別問題。はたして、この夏に実現しなかった移籍を成立させることができるのだろうか…?
