アルネ・スロット体制2年目。昨シーズンにはプレミアリーグ制覇を成し遂げたリバプールは、本格的にオランダ人指揮官のチームに歩み始めた。昨夏の移籍マーケットにおいて、フロリアン・ヴィルツやアレクサンデル・イサクらを獲得した。
ところが、チームの動きはどこかチグハグ。スロット監督の理想形はまだまだ先だが、得点が取れずに失点も増えており、一時期は負けが立て込み、モハメド・サラーとの軋轢が生じるなど雲行きが怪しくなったが、現在は少しずつ改善している印象を受ける。
とはいえ、サラーの後継者やセンターバック陣の刷新など課題は山積みなリバプールだが、中盤のさらなる強化にも目を向けている。フランスメディア『Jeunes Footeux』によると、リバプールはASモナコに所属する22歳MFラミン・カマラの獲得に向けて本格的な交渉の準備を進めているようだ。
セネガル代表のミッドフィルダーは、ピッチ上のどこにでも現れる神出鬼没なプレーを持ち味とする。中盤での激しいボール奪取においてリーグ最高峰の数値を叩き出しつつ、攻撃に転じた際のラストパスの精度も兼ね備えている。
今季のリーグ・アンにおいて、ASモナコの中核として見せているそのパフォーマンスは圧巻。中盤の底で相手の攻撃を完封した直後、自らボールを運び、決定的なアシストを供給する。守備的MFと攻撃的MFの両方の役割を一人で完遂できる能力は、選手層の厚さを求めるリバプールにとって喉から手が出るほど欲しい人材と言える。
ライアン・フラーフェンベルフやカーティス・ジョーンズ、アレクシス・マック・アリスターらの負担を軽減させつつ、過密日程においてもローテーションをしながら体調を整えながらトップレベルで戦える準備が完遂する。
現時点では日本代表MF遠藤航らが控えに在籍しているものの、アルネ・スロット監督の信頼が高いとは言い難く、スタメンとして起用される試合は限られる。22歳という年齢も即戦力として期待される。
同メディアによると、移籍金は推定約4300万ポンドになる見込みのようだ。即戦力でありながら将来的な伸び代も保証されているラミン・カマラのような逸材を確保するためには、このレンジの金額は妥当な投資であると判断される可能性は高い。
より計算されたポゼッションサッカーに展開を図る上で、リバプールはウィンガー陣やセンターバック陣に加えて、中盤強化に向けて、モナコの22歳MFに白羽の矢を立てるのだろうか…?
