フランスの地で一際眩い輝きを放つ若き才能が、母国イングランドのメガクラブを熱狂させている。トゥールーズで守備の要として君臨するチャーリー・クレスウェルは、2024年の夏にリーズ・ユナイテッドから新天地を求めて海を渡ると、わずか1年半の間にリーグ・アン屈指のディフェンダーへと変貌を遂げた。
かつてイングランドの世代別代表で主将を務めたリーダーシップに加え、フランスの激しい肉弾戦で磨き上げられた対人能力は、すでに欧州トップレベルの域に達している。冬の移籍市場が幕を開けた今、アンフィールドの住人たちはこの屈強な若武者の動向に熱い視線を送っている。
フランスメディア『Sport』によると、リバプールは彼の空中戦における圧倒的な強さと、冷静沈着なビルドアップ能力を高く評価している。そこで白羽の矢が立ったのが、今シーズンのリーグ・アンで17試合に出場し、センターバックながら3ゴールを叩き出している元イングランドU-21代表DFだ。
絶対的な柱であるフィルジル・ファンダイクの後継者探しは、クラブの将来を左右する最優先事項となっているリバプールは、クリスタル・パレスDFマルク・グエイやドルトムントDFニコ・シュロッターベックら様々なセンターバックに注目を寄せている。
さらに、フランス代表DFイブラヒマ・コナテは契約更新に向けた話し合いが停滞しており、ジョー・ゴメスの去就も不透明。まさに転換期を迎えている最終ラインのテコ入れに、ホームグロウン枠も埋められる地元選手に関心を示すのは容易に想像できる。
トゥールーズでの活躍は数字にも表れている。今シーズン、1530分間という膨大な出場時間を記録し、チームの守備を最後方から支え続けている。セットプレーにおける得点能力も魅力的で、右足から放たれる正確なフィードだけでなく、コーナーキックから豪快に頭で合わせる姿は観客を魅了してきた。
フランスのクラブは2500万ユーロという移籍金を設定しているとされ、リバプールにとっては格安なオプションになり得るが、争奪戦は熾烈。同紙によると、ニューカッスル・ユナイテッドやマンチェスター・シティもセンターバック陣の世代交代に向けたターゲットとしてリストアップしているそうだ。
ニューカッスル・ユナイテッドは守備陣のさらなる強化を目指しており、イングランド人選手としてのアイデンティティを持つ彼をプロジェクトの核心に据えたい考えだ。一方、ペップ・グアルディオラ率いるマンチェスター・シティも、彼の戦術理解度の高さと正確なパスワークに魅力を感じている。
他にも、ウェストハム・ユナイテッドなどイングランド復帰の噂が絶えない23歳のセンターバックは、プレミアリーグで新たなチャレンジに歩みを進めるのだろうか…?
