レアル・マドリードやバイエルン・ミュンヘン、リバプールと古巣3クラブが関心を示していたと言われる中、スペイン行きを決断したシャビ・アロンソ。バイエル・レバークーゼンでは無敗優勝を成し遂げるなど手腕を発揮したが、自我の塊が集うマドリードでは仕事を失うまで早かった。
1年持たずにレアルを離れたが、その手腕への評価は落ちぶれていない。ヴァンサン・コンパニ監督のもとで圧倒的な強さを発揮するバイエルン・ミュンヘンは近々監督交代する未来は見えないが、リバプールは話が異なる。
オーナー陣はアルネ・スロット監督を信じているものの、大型補強をした2年目で成績が上がりきらない。また、パフォーマンスもチグハグさが目立ち、ゴール数は伸びず、失点数は増えるなど能力に疑問が投げかけられている。
その後釜として、トップターゲットと目されるのが元リバプールMF。レバークーゼン時代に指揮したフロリアン・ヴィルツやジェレミー・フリンポンも在籍し、選手時代に活躍したアンフィールドということもあって、馴染むまでの時間はそれほど必要ないだろう。
とはいえ、今シーズン中にスロット監督の去就がどうこうなることはない。ただし、海外メディア『Sky Sports News』は、リバプールが求める要求は常に高く、シャビ・アロンソがアンフィールド帰還について前向きに捉えていると伝えた。
「圧倒的な強さでリーグタイトルをもたらしたリバプールの指揮官が、これほどのプレッシャーにさらされているというのは、確かに奇妙なことかもしれない。しかし、このクラブが求める基準は極めて高く、リバプールの首脳陣がすでに他の選択肢を検討していたとしても、決して不思議ではない。」
「この界隈では、常にシャビ・アロンソの名前が取り沙汰されている。そして、彼に近い関係筋によれば、本人もアンフィールドへの帰還を歓迎しているとのことだ。」
ユルゲン・クロップ監督の色が濃かった昨シーズンは、オランダ人指揮官の好みをすべて見せつけたとは言えない。今シーズンこそスロット・サッカーを展開し、プレミアリーグ連覇を狙うはずが、新戦力の適応が遅くなったこともあって、まだまだ理想的なプレースタイルを構築できていないのも事実。
フォーメーションや戦い方を変えつつも、ゴールに向かう恐さはそこまでなく、守備陣もバランスを失っているのは目にも明らか。ベンチメンバーへの信頼も感じられず、内情を知らない側からすれば、いつ信頼が崩れ去っても不思議はない。
いずれにしても、オランダ人指揮官の進退が決まるのは今シーズンの成績や出来を判断してになる。はたして、シャビ・アロンソ監督の誕生が劇的に決まる未来はあるのだろうか…?
