アルネ・スロット体制において、リバプールは次なる時代に向けた補強を積極的に行なっている。昨夏の移籍マーケットにおいて、フロリアン・ヴィルツやウーゴ・エキティケらが加わり、前線やサイドバックを中心に新たな血を入れた。
そして、その流れはセンターバック陣に向かっている。昨夏にはパルマから19歳DFジョヴァンニ・レオーニを確保。残念ながら今季は絶望となってしまったが、唯一出場した試合では非凡なポテンシャルを示した。
さらに、リバプールはこの冬に20歳DFジェレミー・ジャケ確保を決めた。加入は来シーズンからになるが、前倒しで将来有望株を獲得。チェルシーやマンチェスター・ユナイテッドらとの争奪戦を制した格好だ。
ただし、ファルジル・ファンダイクの年齢、イブラヒマ・コナテの契約交渉の停滞、ジョー・ゴメスの退団の噂と、センターバック陣の刷新は避けられない。それはジャケとレオーニだけではなく、トッテナム・ホットスパーDFミッキー・ファン・デ・フェンへの関心も報じられている。
すでにトッテナム退団を希望しているとの噂も流れるオランダ代表DFについて、過去にトッテナム・ホットスパーで指揮官を務めた経歴を持つティム・シャーウッド氏は、現在のトッテナムにおいて絶対的な立場を得ているとしつつも、負傷癖をなくせばリバプール含め、引くて数多だろうと語った。
「ミッキー・ファン・デ・フェンのリバプール移籍の話は立ち消えになったか?彼がすべきことは、今からシーズン終了までに自身のフィットネスを証明することだけだが、それはトッテナムにとって非常に困難な状況を招くことになるだろう。」
「ファン・デ・フェンは、私が言うところの “ハイアラーキー・プレイヤー” だ。コンディションが整っていれば必ず起用される、そんな選手のことである。ファンが渇望するのはそうした選手であり、トッテナムのファンはハリー・ケインのようなトッププレイヤーを求めている。」
「ケインが万全であれば、彼が試合に出ることは分かっていた。現在、チームにそうした選手は一人しかいない。それがミッキー・ファン・デ・フェンだ。万全なら、必ずプレーする。彼を除けば、トッテナムの選手たちは皆、似たり寄ったりだ。」
「トッテナムにとって、新たなトッププレイヤーを連れてくるよりも、ファン・デ・フェンを引き留める方がまだ可能性があるだろう。それが問題なのだ。」
「もし彼がフィットネスを証明すれば、獲得を希望するクラブが長蛇の列をなすことになるだろう。」
「トッテナムが彼を繋ぎ止められることを願うが、選手が出ていくと決心した時の状況は周知の通り。あいにく、無理に引き留めようとすれば、最終的には移籍金も選手も失うことになりかねない。」
「この事実に衝撃を受ける人もいるかもしれないが、すべては夏に誰が監督を務めているかにかかっている。トッテナムはこれまで何度も監督人事で失敗してきたが、現時点では正しい選択をしているように見える。」
「ユナイテッドは、ブランド力と資金力があるため、どん底からでも他より早くトップへと返り咲くことができるクラブだ。大物選手に高額な給与を支払う能力がある。」
「彼らは以前、好機を逃した。デクラン・ライスやハリー・ケインを獲得できたはずだった。その代わりに、彼らが手にしたのは、まずまずではあるが大半は質の低い7、8人の補強であった。」
「今回、彼らはファン・デ・フェンに関する好機を逃したくはないはず。彼は間違いなく多くのクラブの獲得リストの筆頭に挙がるだろうし、トッテナムは彼を維持するために必死の抵抗を迫られる。」
「彼を引き留める唯一の現実的な道は、ファン・デ・フェン本人がトッテナムに明るい未来があると判断すること。しかし、現在チームはプレミアリーグで下位に沈み、国内カップ戦2つからも脱落している。チャンピオンズリーグでは快進撃を続けているが、その大会でも今後さらに厳しい試練が待ち受けている。」
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