20歳の逸材、ジェレミー・ジャケを総額6000万ポンドという巨額の移籍金で獲得し、今夏からのチーム合流が決定しているリバプール。チェルシーやマンチェスター・ユナイテッドらとの争奪戦を制し、フランスの逸材を手中に収めた。
しかし、リバプールの次世代に向けた補強は今夏に向けて進んでいるのかもしれない。英『DaveOCKOP』によると、リバプールはオランダのエールディビジで輝きを放つ2人の若きセンターバック、ユーリ・バースとライアン・フラミンゴに関心を示しているようだ。
22歳の若きDFのユーリ・バースは、NECナイメヘンでの武者修行を経て、今やオランダの名門で欠かせない存在となった。2025/26シーズンもアヤックスで公式戦27試合に出場し、チャンピオンズリーグの舞台でも臆することなく堂々たるパフォーマンスを披露している。
最大の魅力は、現代サッカーにおいて極めて希少価値の高い左利きのセンターバックである点。左サイドからのビルドアップを円滑に進める左利きの守備者は、チームの戦術的柔軟性を飛躍的に高める。冷静沈着な状況判断と、鋭い縦パスで一気に攻撃のスイッチを入れる展開力も持ち味だ。
もう一人のターゲット、PSVアイントホーフェンのライアン・フラミンゴもまた、リバプールが熱望する特別なタレントだ。23歳にして名門クラブの主将を任されるその統率力は、データが裏付ける圧倒的な実力に支えられている。
186センチの恵まれた体躯を誇り、特筆すべきはセンターバックでありながらリーグ屈指のパスの供給源である点。
2025/26シーズンのスタッツによれば、90分あたりのプログレッシブパスの数は、エールディビジの全センターバックの中でもトップクラスの数値を記録。今季のエールディビジでは21試合に出場して2ゴールをマークしており、セットプレーからの得点源としても計算できる選手と言える。
守備的ミッドフィルダーとしても世界レベルで通用するその万能性を持ち合わせる。中盤の底で相手の攻撃を食い止めつつ、正確な長短のパスで攻撃の起点となる姿は、まさに現代サッカーが求めるディフェンダー像そのもの。
とはいえ、リバプールは一気に若きセンターバックを確保している。イブラヒマ・コナテが契約更新を結べば、フィルジル・ファンダイクも在籍する中で、そこまでの緊急度は高くなくなり、ジョー・ゴメスの去就によってもこの冬に続いて、この夏にもセンターバック獲得に動くかが鍵になりそうだ。
はたして、リバプールはオランダリーグで活躍する20歳前半のディフェンダー陣を、アンフィールドに連れてくる未来はあるのだろうか…?
