オランダ代表DFフィルジル・ファンダイクが今年7月には35歳を迎え、後継者の必要性が高まっているリバプール。イブラヒマ・コナテとの契約更新にも暗雲が立ち込めており、ジョー・ゴメスもアルネ・スロット監督の信頼を勝ち取っているとは言い難い状況が続く。
昨夏に加入した19歳DFジョヴァンニ・レオーニやこの冬に獲得を内定させた20歳DFジェレミー・ジャケら次世代に向けたセンターバック陣は揃いつつあるが、万が一にもコナテとゴメスの両選手が退団した場合には、最低でももう1枚のディフェンダーが必要となる。
海外メディア『Sports Boom』によれば、リバプールのスカウティング部門がその動向を追い続けていたトゥールーズDFチャーリー・クレスウェルに対して、3000万ユーロものオファーを準備しているようだ。
190センチを超える強靭なフィジカルを武器に、リーグアンの荒波に揉まれた23歳のセンターバックは、今や欧州でもトップクラスの地上戦、空中戦の勝率を誇る守備の要へと変貌を遂げた。イングランド人が年々減りつつあるチームにおいて、イギリス・プレストン出身のDFは枠を埋めるためにも重要な役割を果たす。
リーズ・ユナイテッドのアカデミー出身であり、プレミアリーグのインテンシティを肌で知るクレスウェル。トゥールーズでの公式戦において、センターバックながらセットプレーから幾度となくゴールを陥れ、ロングパス成功率もトップクラスと最後尾からのパス出しにも長ける。
フランスのクラブ側は23歳DFを手放すことに強い難色を示しているが、リバプールが提示しようとしている3000万ユーロという金額は、経営面でも無視できない重みがあり、彼らの頑なな態度を軟化させるに十分な破壊力を備えている。
とはいえ、イングランド人DFを巡る争奪戦は熾烈を極める。チェルシーやトッテナム、さらにはブライトンやウェストハム・ユナイテッドといったプレミアリーグの有力クラブがこぞって獲得のチャンスを伺っている。
彼らが獲得に本腰を入れる場合、移籍金は吊り上がるのは避けられない。2028年6月まで契約を結ぶクレスウェルは、フランスでの戦いに終止符を打ち、プレミアリーグでのチャレンジにふたたび踏み出すのだろうか…?
