フィルジル・ファンダイクが今年7月に35歳を迎え、オランダ代表DFからの世代交代が喫緊の課題のリバプールだが、イブラヒマ・コナテとの契約延長にも手こずっており、センターバックを巡る布陣は不透明なまま。
昨夏パルマから加入した19歳DFジョヴァンニ・レオーニはデビュー戦で長期離脱の不運に出会ってしまい、その実力はまだまだ未知数。今年の冬には20歳DFジェレミー・ジャケが来季から加わることが確定しているが、どちらもプレミアリーグでどこまで通用するか分からない。
そんなリバプールは、昨シーズンまでのレギュラー格を呼び戻す可能性がある。ドイツのスポーツメディア『Sky Sport Germany』パトリック・ベルガー氏は、8000万ユーロを支払ってまで、ブンデスリーガで成長を続ける23歳DFのアンフィールド復帰を示唆した。
「リバプールが、ジャレル・クアンサーの再獲得を検討している。リバプールは昨夏、同選手が3500万ユーロでバイエル・レバークーゼンに移籍した際、8000万ユーロの買い戻し条項を確保した。この条項は5月末まで有効である。このセンターバックは、ブンデスリーガで目覚ましい活躍を見せている。」
🔴 Liverpool FC are considering re-signing Jarell Quansah (23/🏴). #LFC secured an €80m buy-back clause when he joined Bayer 04 Leverkusen for €35m last summer. The clause is valid until the end of May. The centre back has impressed in the Bundesliga. @SkySportDE
— Patrick Berger (@berger_pj) March 3, 2026
アルネ・スロット体制において、序盤こそチャンスを得たが、指揮官を満足させるパフォーマンスを披露できなかったクアンサーは、本職ではない右サイドバックなどでも起用され、リバプールでの序列は下がっていった。
プレー時間の確保を狙い元イングランドU-21代表DFは、ブンでスリーグのバイエル・レバークーゼンに新天地を求めた。ドイツの地ではスタメンに定着し、国内リーグやチャンピオンズリーグを通じて33試合に出場している。
ヨーロッパの舞台でも安定したプレーぶりを披露しており、アンフィールドを知り尽くしている点では、理想的なターゲットになり得る。しかし、選手目線からすれば、レギュラーになれる確証がない段階での移籍は昨季の二の舞になり得る。
レオーニやジャケがどれほどのパフォーマンスを見せるか未知数ではあるが、両選手ともが順調なプレーぶりを見せれば、クアンサーはベンチが指定席になる可能性が高く、クラブへの愛着とは別にキャリアを潰すかもしれない。
リバプールが8000万ユーロもの大金を投じて、1年前に移籍したセンターバックに白羽の矢を立てるとは考えにくいが、近い将来ふたたびクアンサーをアンフィールドのピッチで見たいところだ…
