2018年夏から2年間ローンでベシクタシュに移籍中のカリウス。低調なパフォーマンスを非難されることもしばしばだが、契約が切れる2020/21シーズン以降も引き止めたい模様。
しかし、完全移籍への移行に必要な移籍金£6.81mをベシクタシュは持っておらず、もう1シーズンのローン移籍を希望している。カリウス自身もトルコに留まることには前向きで、数日中にでもリバプールと交渉の場が設けられる。
カリウスとリバプールとの契約自体も2021年6月までで、仮にローン移籍を許可した場合、高い確率でフリートランスファーでの移籍が濃厚になる。
リバプールでは厳しい立場
ヤシン賞を受賞するなど世界的なゴールキーパー、アリソンが一番手をがっちり確保しているリバプール。またカリウスを呼び戻せたにも関わらず、無所属のアドリアンと契約を結んでいるあたりからも、リバプールにおける将来はないだろう。
最近ではロナーガンが退団するであろう2020年夏に向けて、獲得候補にさまざまなGKの名前でメディアは賑わっている。さらに、若手カオイムヒン・ケレハーの存在もあり、カリウスのクラブでの状況は悪くなる一方だ。
カリウスも第2GKでクラブに留まることを選択するとは思えず、フリートランスファーでの移籍が当人にとって最適かも知れない。リバプールからすれば、少しでも移籍金を確保しに動きたいところ。