ユルゲン・クロップ監督の第一次政権から脱却を狙うリバプールは、特徴とも言えるゲーゲンプレスを取り戻すためにも、ミッドフィルダー陣の刷新に取り組んでいる。ドルトムントMFジュード・ベリンガムこそ逃したが、別のターゲットにご執心だ。
ブライトンに所属するアルゼンチン代表MFアレクシス・マック・アリスターやバイエルンMFライアン・フラーフェンベルフらがトップターゲットと目される中、チェルシーとの契約満了が来年6月までに迫ったイングランド代表MFメイソン・マウントにも強い関心を寄せている。
スタンフォード・ブリッジでは通算195試合33ゴール37アシストを決めるている同ミッドフィルダーだが、同国代表の先輩でもある元アストン・ヴィラFWガブリエル・アグボンラホールにとっては物足りないようで、関心を向けるクラブに対して辛辣なコメントを残した。
「129試合に出場して27ゴールを挙げたが、正直なところ、素晴らしいとは言えない。スタッツは彼がそうでないことを示している。彼はまあまあの選手だが、目立った活躍はしていない。」
「メイソン・マウントは攻撃的ミッドフィルダーであり、彼はゴールを決めるべきだ。彼は何ももたらさない。アーセナルのマルティン・ウーデゴールは1シーズンで14ゴールを奪ってる。」
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アグボンラホールの主張の通り、攻撃的ミッドフィルダーとしてはもっと高い決定率を身に付けたい。しかし、チームによって、中盤の選手に求められる能力や結果は異なり、アーセナルのそれを簡単には比べられない。
突き放した発言をすることも多い元イングランド代表FWだけに、この批評をあまり気に病むことはない。リバプールではどのポジションでプレーするのか分からないが、チェルシーMFは来季アンフィールドで活躍してくれるのだろうか…?