長年に渡って、リバプールの中盤を引っ張り続けたイングランド代表MFジョーダン・ヘンダーソンも今年で33歳。元スペイン代表MFチアゴ・アルカンタラも32歳になり、ブラジル代表MFファビーニョも10月には30代に突入する。
ナビ・ケイタやアレックス・オックスレイド=チェンバレン、ジェームズ・ミルナーらも契約更新せずに退団が近づいており、若手MFファビオ・カルヴァーリョにもレンタル移籍の噂が飛び交っている。
今夏には大掛かりな入れ替えが必要なリバプールは、様々なミッドフィルダーに関心を示している。大本命と見られるブライトンMFアレクシス・マック・アリスターとの交渉が始まっているとも伝わる中、不穏な雰囲気が漂ってきた。
海外メディア『The Athletic』によれば、今夏にブライトン退団が見込まれるアルゼンチン代表MFは、チャンピオンズリーグでのプレーを望んでいるようだ。
最終盤での驚異的な追い上げで、プレミアリーグ4位フィニッシュも夢ではなくなってきた。しかし、リバプールがいくら連勝を重ねており、ニューカッスルもしくはマンチェスター・ユナイテッドが勝ち点を落とさない限りは順位が上がらない。
難しい立場に変わりないため、もしもアレクシス・マック・アリスターがCL出場権のあるクラブにしか移籍しない場合には、リバプールは苦しい状況に追い込まれることになりそうだ。ライバルでもあるマンチェスター・ユナイテッドも関心を示しており、まだまだ楽観視ができない。
はたして、ステップアップを狙うアルゼンチン代表MFは、来シーズンどのクラブでプレーすることになるのだろうか…?