フィルジル・ファンダイクやジョエル・マティプのパフォーマンス低下、ジョー・ゴメスの伸び悩みと問題を抱えながらも、イブラヒマ・コナテの無双ぶりやファンダイクの復調もあり、シーズン後半戦に向けて、ディフェンスが復活し始めたリバプール。
ただし、ファンダイクやマティプはすでに32歳と全盛期を超えており、ゴメスはユーティリティ性こそ魅力だが、今後の飛躍的な成長は期待できず、レギュラー争いでは劣勢。将来的なことを考え、フランス代表DFの相棒を探さなければならないリバプールは、今夏にも新センターバックを加える可能性がある。
マンチェスター・ユナイテッドからの関心が伝わるアヤックスDFユリエン・ティンバーもアンフィールドへの移籍が噂される選手のひとり。現役時代にはリバプールやワトフォードで活躍した元イングランド代表MFジョン・バーンズは、21歳センターバック獲得に太鼓判を押している。
「もちろん、彼がオランダ代表でファンダイクと一緒にプレーしていたことは知っている。最新の噂によると、ファンダイクは彼に “アンフィールドに来るべきだ” と伝えたらしい。」
「彼は良い選手であり、それゆえリバプールにとって良い戦力になるだろう。」
「リバプールもまた、将来のために新しいディフェンダーを探す必要がある。その点で、ティンバーを獲得することができれば、もちろん素晴らしいオプションになる。」
「フィルジルはすでに30歳を超えており、永遠にクラブに留まることはないんだ。」
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問題は今夏に使える予算。最低でも2~3名のミッドフィルダーを獲得しなければならない同クラブにとって、センターバック獲得に向けた資金が残るかは未知数。ブラジル代表GKアリソン・ベッカーの控えGKもチームに迎える必要があり、予算の配分には注目したいところ。
同選手はこの夏にもステップアップを希望しているとも言われ、昨シーズンまでアヤックスで指揮を執っていたエリック・テン・ハフ監督が、昨夏のアルゼンチン代表DFリサンドロ・マルティネスに続いて、古巣クラブからの獲得を狙っている。
はたして、オランダ代表DFは同国代表の同僚とチームメイトになり、アンフィールドでプレーすることになるのだろうか…?もしくは、オールドトラフォードで、かつての指揮官や仲間と合流するのか…?