ユルゲン・クロップ監督が2015年から作り上げたチームの高齢化に伴い、新たな時代に向けてフォワード陣の世代交代を進めてきたリバプール。この夏には、今季の不調の原因とも言える中盤の刷新に取り組む予定で、すぐさま活躍できるレベルの選手を追い求める。
本命と見られるのが、チェルシーで出番を失いつつあるイングランド代表MFメイソン・マウントやバイエルンで輝けていないオランダ代表MFライアン・フラーフェンベルフ。そして、好調ブライトンを引っ張るアルゼンチン代表MFアレクシス・マック・アリスターだ。
ディーン・ジョーンズ氏(サッカー・ジャーナリスト)は同選手の移籍について言及。リバプールが交渉を早く取りまとめたいと願っていると明かしつつ、ブライトンもマック・アリスターがいないチームに向けて検討し始めていると語った。
「彼(ユルゲン・クロップ)はただフットボールに集中して、一息ついて、来シーズンの初日から準備万端なフィットしたチームと数人の追加メンバーでプレシーズンに臨むことができると知る必要がある。」
「リバプールのターゲット、特にマック・アリスターの移籍について、彼らがそれを早く終わらせたいと考えているのは、そのためだと思う。」
「ブライトンだって、今この瞬間、それを否定しているわけではなく、この状況をほとんど受け入れている。彼らもすでに代替案を作っているし、リバプール的にはいい感じだと思う。」
GiveMeSport
ここ数週間で様々な情報が出てきており、それぞれの情報の真意は確かめきれない。リバプールがアルゼンチン代表MFや代理人に接触していることは確かだが、チャンピンズリーグ出場権を持つクラブを希望しているなど、あまり好ましくないニュースも流れている。
一方で、すでに交渉が成立しており、リバプール移籍決定と報じるジャーナリストもおり、情報を追い続けるだけでも大変だ。
とはいえ、最終的にリバプールに加入するかどうかは正式発表を待たなければならず、その瞬間を首を長くして待ちたい…