2015年の夏、リバプールに加入して以来、ミッドフィルダーとしてだけではなく、左右のサイドバックとして見事なプレーぶりを披露した元イングランド代表MFジェームズ・ミルナー。クラブでの試合数は331試合を数え、今シーズンの最終節でその数字を332試合に伸ばす可能性がある。
ユルゲン・クロップ監督が嗜好するゲーゲンプレスにも適応し、強烈なリーダーシップと高いインテンシティで相手に自由を与えず、ピッチ内外で他の選手たちのお手本になり続けた。カップ戦ではベンチ入りメンバーでなくとも若手に声援を送るシーンもあり、プロフェッショナルとは何ぞやを示してきた。
今季終了までとなった現行契約を更新せずに、今年の6月をもってリバプールを退団すること決断。リーズやエバートンらも獲得狙っていたとも伝わる中、来季のヨーロッパ大会への出場権を手中に収めたブライトンが最有力と言われ、ファブリツィオ・ロマーノ氏(イタリア人ジャーナリスト)によると、正式決定が刻一刻と迫っているようだ。
Brighton are now set to complete James Milner deal on free transfer — club feel it will be done and sealed soon despite the interest of other clubs including Leeds. 🚨🔵 #BHAFC
— Fabrizio Romano (@FabrizioRomano) May 21, 2023
De Zerbi wants Milner and talks already took place. Next one: Mo Dahoud, free deal from Dortmund. pic.twitter.com/2wJQgpFci2
ロベルト・デ・ゼルビ監督ともすでに話し合いの機会をもった元イングランド代表ミッドフィルダーは、元リバプールMFアダム・ララーナらとともに若いチームに経験を注入することに。
一方で、アレクシス・マック・アリスターやモイセス・カイセドらに退団の可能性が浮上しているブライトンは、その後釜確保に近づいている。ボルシア・ドルトムントと契約満了を迎える元ドイツ代表MFマフムド・ダフードがその人物で、ブンデスリーガで経験豊富なミッドフィルダーの移籍がまもなく決まる。
初めてのヨーロッパの舞台に挑むブライトンだけに、チャンピンズリーグやヨーロッパリーグでプレー経験を持つ選手たちを迎えて、過密日程を乗り切る構えだ…