ナビ・ケイタやジェームズ・ミルナー、アレックス・オックスレイド＝チェンバレンらミッドフィルダーが3人もフリーで退団。スタメン組のジョーダン・ヘンダーソンやファビーニョらも年齢的にピークを超えており、中盤の再構築が避けられないリバプール。
ブライトンMFアレクシス・マック・アリスターとの個人合意に近づいており、アルゼンチン代表MFのリバプール移籍は時間の問題。チェルシーMFメイソン・マウントやバイエルンMFライアン・フラーフェンベルフらは所属クラブとの話し合いを待たなければならない。
そんな中、中盤の強化を目的にチャンピオンシップのタレントに関心を向けている。海外メディア『90min』によれば、リバプールはミドルズブラに所属するスコットランドU-21代表MFヘイデン・ハックニーの動向を追っているようだ。
若き逸材に興味を持っているのはリバプールだけではなく、スイス代表MFグラニト・ジャカのブンデスリーガ復帰が濃厚なアーセナルも中盤の枚数を揃えるためにも新たなミッドフィルダーを必要としており、ハックニーにも注目している。
マイケル・キャリック監督のもとで、チャンピオンシップで4位に入ったミドルズブラ。プレミアリーグ昇格を懸けたプレーオフでは5位コベントリーに敗れてしまったが、チーム全体としての評価を高め続けている。
そのチームでスタメンの座を勝ち取り、今シーズンは34試合3ゴール4アシストを記録。2試合を除き、試合開始からピッチでプレーしており、キャリック監督の信頼も厚い。同クラブは売却を検討していないものの、財政的に対抗できるわけもなく、魅力的なオファーが届けば放出もやむなしと考えているそうだ。
アグレッシブかつ華麗な身のこなしでプレーする姿は、ポテンシャルの片鱗を感じさせる。トップチームでの経験こそまだまだ少ないが、チームに先んじて、プレミアリーグ挑戦に踏み切るのだろうか…？