ジョーダン・ヘンダーソンらこれまでクロップ・サッカーを牽引し続けたミッドフィルダー陣からの脱却を図るリバプール。この夏には大型補強を予定しており、高齢化してきた中盤のメンバーの刷新を目指している。
ブライトンMFアレクシス・マック・アリスターとの個人合意が近づくも、他にも数多くのミッドフィルダーの名前がメディアを賑わせている。候補リストの中でも上位にいるのが、チェルシーに所属するイングランド代表MFメイソン・マウントで、リバプール移籍の可能性が噂されている。
最近の情報では、マンチェスター・ユナイテッドが争奪戦に本格参戦を決め、スイス代表MFグラニト・ジャカ退団濃厚なアーセナルも関心を寄せる。チェルシーも契約更新に躍起になっており、その去就は注目の的だ。
現役時代はリバプール一筋。長年に渡り、アンフィールドで最終ラインを引っ張り続けた元イングランド代表DFジェイミー・キャラガーが同国の後輩に言及。世間的に過小評価されていると強調し、同選手を本当に気に入っていると、その能力に太鼓判を押した。
「メイソン・マウントは面白い存在で、人々はなぜかいつも彼を少し見下しているように見える。」
「僕は彼の大ファンなんだ。彼はチャンピオンズリーグの優勝者で、本当に気に入っている。プレスをかけるエネルギーがあり、中盤からでもゴールを脅かす存在になるだろう。」
「チェルシーに在籍したすべてのトップマネジャーたちが彼を選んだ。それは喜ばしいことだね。」
The Anfield Wrap
一時的にはリバプール移籍を希望しているとも報じられたが、直近ではマンチェスター・ユナイテッド移籍濃厚とも。チェルシーとの交渉は前途多難で、確率は日に日に低下している。
争奪戦が激しくなればなるほど、リバプールが撤退する可能性も高くなる。はたして、イングランド代表MFは来季どのクラブでプレーしていることになるのだろうか…?